マイコン応用システム

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 マイコン応用システム
科目番号 0007 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科 産業技術システムデザイン工学専攻 情報工学コース(2022年度以降入学生) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 弥生 宗男

到達目標

マイコンの基本的な構成と動作原理、プログラミングについて理解し、マイコンを応用したシステムの設計・製作手法を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
マイコンの構成と動作原理マイコンの基本的な構成と動作原理を理解し説明できる。 マイコンの基本的な構成と動作原理を理解する。 マイコンの基本的な構成と動作原理を理解できない。
マイコンのインターフェイスマイコンのインターフェイスを理解し、回路設計とプログラミングができる。 マイコンのインターフェイスを理解し、回路設計とプログラミングの手法を知っている。 マイコンのインターフェイスが理解できない。
マイコン応用システムの設計・製作マイコン応用システムの設計ができ、システムを完成できる。 マイコン応用システムの設計と製作ができる。 マイコン応用システムの設計・製作ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基本的なマイコンの構成を学習し、マイコンを利用したシステムの設計と構築を実習を通して身につける。
授業の進め方・方法:
前半は座学でマイコンの構成と機能を学び、中間試験で評価する。 後半はセンサや表示装置などを組み合わせたシステムを各自が設計し、回路製作とプログラミングの実習を行う。 最後に成果発表を行い、プレゼンテーションおよびレポートで評価する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 学習,演習内容を説明できる。 マイコンを用いたシステムの実例を説明できる。
2週 デジタルIO デジタルIOの回路とプログラミングを理解する。
3週 アナログIO アナログIOの回路とプログラミングを理解する。
4週 各種タイマ 一般タイマおよびウォッチドックタイマの利用方法について理解する。
5週 シリアル通信 センサ等を接続するI2CおよびSPI通信と、調歩同期シリアル通信について理解する。
6週 割り込み処理 割り込み処理の仕組みとプログラミングについて理解する。
7週 (中間試験)
8週 プログラミングとプログラム書き込み プログラムの作成方法と、マイコンへの書き込み、デバッグ方法について理解する。
2ndQ
9週 プログラミング演習(1) システム設計 マイコンとセンサ等を組み合わせたシステムの機能を定め、システムの設計を行う。
10週 プログラミング演習(2) 回路設計、製作 周辺回路の接続回路の設計と製作を行う。
11週 プログラミング演習(3) プログラミング 設計した機能を実現するプログラムを記述する。
12週 プログラミング演習(4) プログラミング 設計した機能を実現するプログラムを記述する。
13週 プログラミング演習(5) プログラミング 設計した機能を実現するプログラムを記述する。
14週 プログラミング演習(6) プログラミング、デバッグ 設計した機能を実現するプログラムを記述し、デバッグを行う。
15週 成果プレゼンテーション 作製したシステムについて発表する。
16週 総復習

評価割合

試験発表レポート・小論文合計
総合評価割合502030100
基礎的能力0000
専門的能力502030100