到達目標
電気回路に必要な諸理論を理解し、実際に計算等を行い現象を理解できることを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 電気回路の基礎 | 用語を理解し、説明することができ、自ら問題を作成し、解答することができる | 理論を理解して与えられた問題を自ら解答することができる | 与えられた問題を自力で解答することができない |
| 直流回路の解析 | 理論を理解して自ら問題を作成し、解答することができる | 理論を理解して与えられた問題を自ら解答することができる | 理論を理解できず与えられた問題を自力で解答することができない |
| 直流回路における様々な解法 | 理論を理解して自ら問題を作成し、解答することができる | 理論を理解して与えられた問題を自ら解答することができる | 理論を理解できず与えられた問題を自力で解答することができない |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(R5までのDP) R5までDP_1 科学技術の基礎知識・応用力の修得・活用
準学士課程(R5までのDP) R5までDP_4 制御・電気電子・機械・情報等基礎工学の知識習得・応用
教育方法等
概要:
授業にはノートの代用としてプリントを配布し、これをレポートの代わりとする。各レポートには授業内容を自分でまとめる必要があり、授業を真摯に教授すると共に自分なりの理解をまとめ、記述する必要がある。また、適宜演習を行い、計算と理論に関する理解を深めることを行う。
授業の進め方・方法:
講義を行うとと共に適宜演習課題を課す。また、ノートの代用としてプリントを配布し、授業内容および授業のまとめなどを行う。
注意点:
授業には教科書とノートを必ず持参することとする。例題による演習は理解を深める上で非常に有効であり、演習問題は自ら解いてみることが必要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
ガイダンス、授業の進め方 |
電気回路を学習するにあたり心構えや基本について学ぶ
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| 2週 |
電気回路の基本素子(講義、演習) |
電気回路の基本素子について理解し、説明することができる
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| 3週 |
キルヒホッフの法則(講義、演習) |
キルヒホッフの法則について理解し、計算することができる
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| 4週 |
電力、エネルギー(講義、演習) |
電力、エネルギーについて説明することができる
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| 5週 |
Δ-Y、Y-Δ変換(講義、演習) |
Δ-Y、Y-Δ変換について説明し、計算することができる
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| 6週 |
前期中間まとめ(1)(演習) |
これまでの授業内容についてまとめる
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| 7週 |
前期中間試験 |
前期中間までの内容について試験を行う
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| 8週 |
重ねの理(講義、演習) |
重ねの理を理解し、計算することができる
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| 2ndQ |
| 9週 |
テブナン・ノートンの定理、電流源と電圧源の相互変換(講義、演習) |
テブナン・ノートンの定理、電流源と電圧源の相互変換について理解し、計算することができる
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| 10週 |
閉路方程式(講義、演習) |
閉路方程式について理解し、計算することができる
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| 11週 |
節点方程式(講義、演習) |
節点方程式について理解し、計算することができる
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| 12週 |
電圧源と電流源が混在する場合の閉路・節点方程式(講義、演習) |
電圧源と電流源が混在する場合の閉路・節点方程式について理解し、計算することができる
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| 13週 |
前期定期まとめ(1)(演習) |
これまでの授業内容についてまとめる
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| 14週 |
前期定期まとめ(2)(演習) |
これまでの授業内容についてまとめる
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| 15週 |
前期定期まとめ(3)(演習) |
これまでの授業内容についてまとめる
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| 16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 電気 | オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。 | 3 | 前2 |
| 抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。 | 3 | 前3 |
| ジュール熱や電力を求めることができる。 | 3 | 前4 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 4 | 前2 |
| オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 4 | 前2 |
| キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。 | 4 | 前3 |
| 合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 4 | 前4 |
| ブリッジ回路を計算し、平衡条件を求められる。 | 4 | 前5 |
| 電力量と電力を説明し、これらを計算できる。 | 4 | 前4 |
| 重ねの理を用いて、回路の計算ができる。 | 4 | 前8 |
| 網目電流法を用いて回路の計算ができる。 | 4 | 前10,前12 |
| 節点電位法を用いて回路の計算ができる。 | 4 | 前11,前12 |
| テブナンの定理を回路の計算に用いることができる。 | 4 | 前9 |
| 情報系分野 | その他の学習内容 | オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。 | 4 | 前3 |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
| 総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
| 基礎的能力 | 40 | 10 | 50 |
| 専門的能力 | 40 | 10 | 50 |