学外実習

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 学外実習
科目番号 d0660 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 泉 源

到達目標

1.将来の進路選択に向けて情報を収集して整理することができる.
2.将来の進路選択に向けて情報を収集して整理した内容を発表することができる.
3.社会の一員として働く責任感を持つことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習先の概要と実習内容を適切な文書にまとめることができる.実習先の概要と実習内容を文書にすることができる.実習先の概要と実習内容を文書にすることができない.
評価項目2実習先の概要と実習内容を適切に発表できる.実習先の概要と実習内容を発表できる.実習先の概要と実習内容を発表できない.
評価項目3技術者としての責任感を持って積極的に実習に取り組むことができる.技術者としての責任感を持って実習に取り組むことができる.技術者としての責任感を持って実習に取り組むことができない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R5までのDP) R5までDP_2 問題発見・課題解決・プレゼンテーション
準学士課程(R5までのDP) R5までDP_3 教養と倫理観の修得と社会への貢献
準学士課程(R5までのDP) R5までDP_4 制御・電気電子・機械・情報等基礎工学の知識習得・応用
JABEE D-1 専門知識による問題解決

教育方法等

概要:
学外での実習を通して,技術者の実務,活躍するために自身に必要な能力,社会的責任を実感する.
この科目は,学外実習を受け入れる企業において,実務形式で実践的な技術者像を学ぶものである.
授業の進め方・方法:
1.学外における実習先を自ら選択して,実習先における37.5時間以上(5日であれば7.5時間/日 以上)の実習に加えて、学内での事前・事後学習をあわせて合計50時間以上の学修をおこなう.
2.実習終了後に実習内容の報告書および発表原稿資料作成指導と口頭発表をおこなう(8時間).
3.K-SEC情報セキュリティ教材を使用した事前指導等をおこなう(2時間).
注意点:
1.選択科目となっているが,進路選択の情報収集のために積極的に受講する.
2.実習先の関係者に敬意を払うとともに,礼節に気をつける.
3.実習ないように限らず,前向きに取り組み,明朗,快活な態度を持って実習に臨む.
4.各自の行動が本校の評価,次年度の後輩への影響を与えるという心がけのもと,軽率な行動を慎む.
5.体調不良等により,やむを得ず実習を休む場合は,必ず実習先の責任者と担任へ連絡する.
6.実習報告書の作成後,実習先の責任者から検印を受ける.
7.実習終了日は,実習先の責任者から学外実習証明書を受領する.
8.企業秘密にかかわる内容については,SNS等での発言も含み,決して口外しない.
9.学校と企業との信頼関係に基づいて,学外実習が成立していることを理解する.
(企業側にとって,学生の受け入れは時間的および経済的に大きな負担となっているという背景を理解する)
10.公募型インターンシップの応募も可能だが,他高専生や大学生も応募して倍率が高いため,書類選考などで選外となる可能性もある.
11.学外実習を履修する学生は、参加期間について賠償責任保険と傷害保険への加入が必要となる.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要説明 学外実習の目的を説明できる.
2週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
3週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
4週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
5週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
6週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
7週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
8週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
2ndQ
9週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
10週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
11週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
12週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
13週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
14週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
15週 学外での実習 実習内容に前向きに取り組むことができる.
16週 実習報告会 会社概要,実習内容を発表できる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

報告書発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702000010100
基礎的能力0000000
専門的能力702000010100
分野横断的能力0000000