英語演習IA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語演習IA
科目番号 g0570 科目区分 一般 / 必修選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:JACETリスニング研究会『Forerunner to Power-Up English 総合英語パワーアップ<入門編>リスニングからリーディング』南雲堂、2009年、本体2,200円+税 / 単語集:亀山太一監修『COCET 2600 理工系学生のための必修英単語2600』成美堂、2012年(初版)、本体1,700円+税 ※ 英語科目共通で在学中使用 / 文法書:『SEED 総合英語』文英堂、2016年 ※ 英語科目共通で在学中使用 / 電子辞書を含む各種個人で購入した辞書 ※ 内容等により中学からの継続使用可
担当教員 岩崎 洋一,小澤 健志

到達目標

総論:技術英検2級合格および TOEIC L&R で400点(以上)得点となる英語力を身に付ける。
・基本的な英文法を理解し、英文読解や英作文等ができる。
・『COCET 2600』の「No.0001~0500」の500語を適切に運用できる。
【英語運用の基礎となる知識】
発音
・聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。
・明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。
語彙
・中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切に運用できる。
文法及び構文
・中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。
【英語運用能力の基礎固め】
英語コミュニケーション
・日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。
・日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。
・説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。
・平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。
・日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な英文法に基づき、短い英文を正確に書くことができる。基本的な英文法に基づき、短い英文を正確に書くことがほぼできる。基本的な英文法に基づき、短い英文を正確に書くことができない。
評価項目2平易な英語の説明文や会話文等の内容を正確に理解することができる。平易な英語の説明文や会話文等の内容を正確に理解することがほぼできる。平易な英語の説明文や会話文等の内容を正確に理解することができない。
評価項目3理工系学生に必要な英単語を正確に運用することができる。理工系学生に必要な英単語を正確に運用することがほぼできる。理工系学生に必要な英単語を正確に運用することができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 3(2) 説明 閉じる
JABEE C-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・第3学年までで学習した英語の各科目での成果を基に、総合力的な英語力を増強し、技術英検2級合格および TOEIC L&R で400点(以上)得点となる英語力を身に付けることを目指す。
授業の進め方・方法:
・教科書の各Unitにつき、説明と併せ、演習を行う。
・『COCET 2600』につき、WebClass において、「課題」として、次のような範囲で学習を行うこと。
 ※ 成績評価において、本内容は「課題:30点」として評価を行う。
 ※ 本課題に関わる解説は授業内で行うので、学習は授業前に行うこと。
 中間試験まで:単語番号 0001~0250 (「Review Test」は (50語/回)×5回=250語)
 定期試験まで:単語番号 0251~0500 (「Review Test」は (50語/回)×5回=250語)
 ※ 学修状況の確認のため、間試験および定期試験において、上記範囲を22%含む。
注意点:
・授業では教科書の各Unitを順序どおり扱っていくが、前述の目標を早期に実現できるよう、各自で先行して教科書全体を良く学習すること。
・『COCET 2600』については、「単語の意味」と併せ、解説を良く読み、英文の感覚を養うべく「例文」を「文」として暗記すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・ガイダンス
・TOEIC L&R 解説と演習
・授業内容等に関する理解を深める。
・TOEIC L&R に関する理解を深め、演習を行う。
2週 ・Unit 1 自己紹介
・COCET RT_1:単語番号 0001~0050
・「名詞」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
3週 ・Unit 2 家族・ペット
・COCET RT_2:単語番号 0051~0100
・「動詞」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
4週 ・Unit 3 趣味
・COCET RT_3:単語番号 0101~0150
・「主語+動詞+~」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
5週 ・Unit 4 大学生活
・COCET RT_4:単語番号 0151~0200
・「人称代名詞」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
6週 ・Unit 5 食べ物
・COCET RT_5:単語番号 0201~0250
・「疑問詞」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
7週 ・Unit 6 コンサート
・「How+形容詞/副詞~?」について理解することができる。
・左記のトピックについての英文読解をすることができる。
8週 中間試験 第1週から第7週までの授業内容の学修状況を確認する。
2ndQ
9週 ・Unit 7 道案内
・COCET RT_6:単語番号 0251~0300
・「助動詞can, may, must」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
10週 ・Unit 8 日本文化紹介
・COCET RT_7:単語番号 0301~0350
・「助動詞would, could, should」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
11週 ・Unit 9 ジェスチャー
・COCET RT_8:単語番号 0351~0400
・「前置詞」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
12週 ・Unit 10 観光案内
・COCET RT_9:単語番号 0401~0450
・「過去形,現在形,未来形」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
13週 ・Unit 11 航空券をNetでGet
・COCET RT_10:単語番号 0451~0500
・「現在進行形」について理解することができる。
・本Unitのトピックに関わる英文読解等ができる。
14週 ・Unit 12 E-mailを送る ・前期に学習した文法事項の理解を深めることができる。
・左記のトピックについての英文読解をすることができる。
15週 ・定期試験 ・第9週から第14週までの授業内容の学修状況を確認する。
16週 ・試験返却・解答・解説 ・定期試験の内容および採点結果等につき、確認を行う。

評価割合

中間試験と定期試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100