技術者入門I

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 技術者入門I
科目番号 0008 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 米村 恵一,和田 州平

到達目標

プログラムの基本形が理解できる
選択・反復のアルゴリズムを理解でき、書くことができる
選択・反復のプログラムを理解でき、書くことができる
手続きを用いたアルゴリズム・プログラムを理解でき、書くことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
プログラムの基本形プログラムの基本形を深く理解しているプログラムの基本形を理解しているプログラムの基本形を理解していない
選択選択を深く理解し、プログラムが書ける選択を理解し、プログラムが書ける選択を理解しておらず、プログラムを書くのが困難である
反復反復を深く理解し、プログラムが書ける反復を理解し、プログラムが書ける反復を理解しておらず、プログラムを書くのが困難である
手続き手続きを深く理解し、プログラムが書ける手続きを理解し、プログラムが書ける手続きを理解しておらず、プログラムを書くのが困難である

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
プログラミングの基礎の習得を目的とした座学・演習を行う
授業の進め方・方法:
情報工学科において重要な基礎となる、プログラミングの基礎を習得する
考えることも重要であるため、プログラムの設計図であるアルゴリズムの考え方への理解を深める座学演習も行う
実験実習IA、コンピュータ演習I、と連携して進めていく
注意点:
理想的な形のプログラムを書くことは重要であるが、一般的な、いわゆる正解を導き出すことよりも大切なことは、その過程で考えること・考えたことである。講義スタッフやクラスメートとの議論も大切な時間となる

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラムの基礎 プログラムの構成を理解する
printf()を理解する
プログラムが上から順に処理されていくことを理解する
2週 アルゴリズム作成実習 アルゴリズムの構造を理解する
選択・反復を理解する
3週 アルゴリズム作成実習 交換するアルゴリズムを理解する
配列の考え方の基礎に触れる
4週 アルゴリズム作成実習 様々な繰り返し条件による反復を理解する
5週 続・アルゴリズム作成実習 0と1を扱う器械をイメージし理解する
真理値表の考え方を理解する
6週 アルゴリズム作成実習(確認問題) 配列をイメージした反復問題を理解する
7週 続・アルゴリズム作成実習 真理値表の実現方法を理解する
8週 続・アルゴリズム作成実習 手続きを記述するアルゴリズムを理解する
2ndQ
9週 プログラミング実習 演習環境の使い方を理解する
Linuxの基本コマンドを理解する
プログラムの実行方法を理解する
10週 プログラミング実習 プログラムの実行方法を理解する
選択・反復を使ったプログラムを実行する
11週 プログラミング実習 while文のプログラムを理解する
12週 アルゴリズム・プログラム作成実習 while文のプログラムを理解する
13週 アルゴリズム・プログラム作成実習 配列を使ったプログラムを理解する
for文のプログラムを理解する
14週 プログラミング実習 手続きを使ったプログラムを理解する
15週 プログラミング実習 手続きを使ったプログラムを理解する
16週 総合的なプログラミング 総合的なプログラミングに取り組み報告書を作成する

評価割合

前期末報告書合計
総合評価割合100100
プログラムの基本形2525
選択2525
反復2525
手続き2525