ReadingⅣ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 ReadingⅣ
科目番号 00040 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『アクセル英語総合問題演習3rd Edition course C [intermediate]』(桐原書店)、『Clues to Reading 英文解釈の徹底演習 Standard』(数研出版)、『The 1500 Core Vocabulary for The TOEIC Test』(成美堂)
担当教員 向山 大地

到達目標

・基本的語彙を身につける
・既習英文法の復習と定着を図りながら、英文読解の基本的な技術を身につける。
・多少難易度の高い英文であっても、自分で文章構造を分析し、概要や要点を把握することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達度レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1教科書の文章を構造や展開に注意して読み、書き手の意図、概要や要点をほぼ全て正確に把握することができる。教科書の文章を構造や展開に注意して読み、書き手の意図、概要や要点を概ね正確に把握することができる。教科書の文章を構造や展開に注意して読み、書き手の意図、概要や要点を概ね把握することができる。教科書の文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握することが十分にできない。
評価項目2辞書無しで平易な英語の文章を毎分150語の速度で読める。辞書無しで平易な英語の文章を毎分100語の速度で読める。辞書無しで平易な英語の文章を毎分80語の速度で読める。辞書無しで平易な英語の文章を読む速度が毎分80語に満たない。
評価項目3定期テスト、小テスト、課題等の合計点が80点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が70点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が60点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が60点未満である。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では以下を目標として英文読解を主に行います。正しい英文構造の把握ができること・文章の構成、展開の把握ができること・文章の主張の正しい把握ができること。及び、既習事項の文法事項の確認と実際の文章における使用を確認します。場当たり的ではない、正しい英文の読み方を身につけることで、今後皆さんが読む専門性の高い文章であっても対応できるようになることを目指して、その基礎レベルの習得をおこないます。
授業の進め方・方法:
1.単語テスト
2.英文のリスニング、音読、読解
3.文法問題演習
4.英文解釈
注意点:
・定期試験(ペーパーテスト)において40%(80点満点の場合は32点)以下のものには再評価試験の受験資格を与えない。
・授業態度が悪い学生(授業中のスマートフォンの使用など)や与えられた課題をやってこない学生には担当教員の裁量により再試験を実施しない。
・小テストで不正行為、不正予備行為があった場合は担当教員の裁量により厳しく処罰する。
・教科書のほか、ノート、文法書、ハンドアウトを管理するバインダー等を持参すること。
・辞書を必ず持参すること
・必ず予習作業を行って授業に臨むこと。
・受講者の学習到達度に合わせ、適宜学習内容や進度を変更する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Clues: 8関係代名詞の用法を見抜く(1) 関係代名詞を含む英文が正確に読める。
2週 Axel: Lesson 08 比較表現を含む正確に英文を読むことができる。
3週 Clues: 9関係代名詞の用法を見抜く(2) 関係代名詞を含む英文が正確に読める。
4週 Axel: Lesson 09 比較表現を含む正確に英文を読むことができる。
5週 Clues: 10 分詞構文を見抜く 分詞構文を含む英文を正確に読むことができる。
6週 Axel: Lesson 10 関係詞を含む英文を正確に読むことができる。

7週 Clues: 11 比較を見抜く 比較表現を含む英文を正確に読むことができる。
8週 中間試験 学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
4thQ
9週 試験返却
Axel: Lesson 11
関係詞を含む英文を正確に読むことができる。
10週 Clues: 12 省略を見抜く 省略のある英文を正確に読むことができる。
11週 Axel: Lesson 12 関係詞を含む英文を正確に読むことができる。
12週 Clues: 13 倒置を見抜く 倒置表現のある英文を正確に読むことができる。
13週 Axel: Lesson 13 仮定法を含む英文を正確に読むことができる。
14週 Clues: 15 仮定法を見抜く 仮定法を含む英文を正確に読むことができる。
15週 Axel: Lesson 14 仮定法を含む英文を正確に読むことができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。1後2,後4,後6,後9,後11,後13,後15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1後2,後4,後6,後9,後11,後13,後15
自分の専門分野に関する口頭発表などを念頭に置き、関心のあるトピックについて、平易な英語でのプレゼンテーションや内容に関する簡単な質疑応答のやりとりができる。1後2,後4,後6,後9,後11,後13,後15

評価割合

定期試験小テスト課題/小テスト合計
総合評価割合801010100
基礎的能力801010100