概要:
はじめに電気のクーロンの法則を解説し、電場、電気力線、ガウスの法則、電位、等電位面、コンデンサーを学習する。静磁界は、静電界とのアナロジーで説明する。
電流による磁場、電流が磁場から受ける力、ローレンツ力を学んだ後、電磁誘導の法則を最後に解説する。
授業の進め方・方法:
本科目では実験を交えながら授業を進めていく。実験の後、実験レポートを各自、作成する。
注意点:
授業の予習・復習および演習については自学自習により取り組み学修することが必要である。
特に授業のあった日は、必ず各自で復習をすること。
実験レポートの締め切りは、7日後の8時50分である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 物理 | 導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。 | 3 | 後3 |
クーロンの法則を用いて、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。 | 3 | 後2,後6 |
電場、電位について説明でき、点電荷や単純な形状の帯電体の周りに作られる電場や電位に関する計算ができる。 | 3 | 後4,後5,後7,後8 |
コンデンサの性質を理解し、電気容量などを求めることができる。 | 3 | 後9,後10 |
オームの法則やキルヒホッフの法則を用いて、電圧、電流、抵抗を求めることができる。 | 3 | 後1 |
抵抗を直列接続及び並列接続したときの合成抵抗を求めることができる。 | 3 | 後1 |
ジュール熱や電力に関する計算ができる。 | 3 | 後1 |
物理実験 | 物理実験 | 実験の目的及び原理を説明できる。 | 3 | 後6,後12 |
整理整頓により実験環境を適切に保ち、手順に従って安全に実験ができる。(化学実験と共通) | 3 | 後6,後12 |
実験条件やデータなどを正確に記録できる。(化学実験と共通) | 3 | 後6,後12 |
適切なグラフを作成し、実験データ間の最も確からしい関係を見出すことができる。 | 3 | 後6,後12 |
適切な有効数字及び単位を用いて物理量を表すことができる。(化学実験と共通) | 3 | 後6,後12 |
実験結果から、物理現象の特徴や規則性を説明できる。 | 3 | 後6,後12 |
観察・実験結果を座学などで学んだ内容と関連付けて説明できる。(化学実験と共通) | 3 | 後6,後12 |
以下の6分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。力学に関する分野/熱に関する分野/波に関する分野/光に関する分野/電磁気に関する分野/原子(電子及び放射線を含む)に関する分野 | 3 | 後6,後12 |