ReadingII

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ReadingII
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Heartening English Communication I
担当教員 長橋 雅俊

到達目標

【目的】
・習熟度や授業の進度に応じて、日常的に身近な話題から社会的に内容の深い話題までを幅広く扱い、英文読解の技能向上を目指す。
・実社会及びグローバルエンジニアを志す学生として、主体的な英文の読解法や、その学び方に取り組んで、自らの意見として伝えられる知識を身に付ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1授業で扱った英文を8割以上理解でき、既習の語彙・文法知識として十分に定着している。授業で扱った英文を7割程度理解でき、既習の語彙・文法知識として定着している。授業で扱った英文を6割程度理解でき、既習の語彙・文法知識をある程度定着している。授業で扱った英文の理解が6割を下回り、語彙・文法知識として定着していない。
評価項目2授業内で示された課題を、他者との討議に貢献し、結論を導き出せる。授業内で示された課題を、他者との討議に参加し、問題点を共有できる。授業内で示された課題で、他者の討議したことを理解できる。授業内で示された課題を、他者と討議できない。(課題を十分に理解できない)
評価項目3定期テスト、小テスト、課題等の合計点が80点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が70点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が60点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が60点未満である。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 B3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.テキスト(検定教科書)を通じて、英文の読解方法を学ぶ。語彙、句、節ごとの発音や意味、構成を理解していく。
2.時限ごとに扱った英文の中で、新出語句および文法で特に注意すべき構文を分析し、自ら運用可能な表現法として定着を図る。
3.音読および再話活動を通じて、扱った英文の理解を深めるとともに、自身の語彙・文法知識や表現力として取り込む。
授業の進め方・方法:
0.小テスト:前の時限で扱ったパートからの復習状況を確認する。
1.授業計画で定めた所定のLesson、Partに基づき、英文の読解方法を学ぶ。語彙、句、節ごとの発音や意味、構成を理解していく。
2.時限ごとに扱った英文の中で、文法構造の面で特に注意すべき文を分析し、自ら運用可能な表現法として定着を図る。
3.音読および再話活動などを通じて、扱った英文の理解を深めるとともに、自身の語彙・文法知識として取り込む。
注意点:
・教科書(Heartening English Communication I)、ワークブック(Workbook)、英和辞典(電子辞書可)は毎回持参すること。
・適宜、ハンドアウト(A4サイズ)を配布するため、保存用のバインダーを用意すること。
・本科目の成績は定期試験の成績のみならず、小テスト・課題により普段からの自学自習の実施・成果も重視する。
・受講者の到達度レベルを考慮し、適宜授業の内容や進度を変更する場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション
シラバス配布、教材・その他の持ち物の確認
前期との変更点および後期を通した授業の進め方、毎回の授業を行なう上での約束ごとを理解できる。
2週 Lesson 5, Part 1 & 2 物語文を通じ、時系列で読解方法が理解できる。
3週 Lesson 5, Part 3 & 4 物語文に基づき、内容の展開を分析できる。
4週 Text Review 5, Communication Activity, Grammar トピック:食料問題
文法:不定詞、知覚動詞・使役動詞を用いた構文
5週 Lesson 6, Part 1 & 2 恐竜再生に関する説明文を通じ、先端科学への興味を深める。
6週 Lesson 6, Part 3 & 4 恐竜再生に関する説明文を通じ、科学への自らの意見を述べられる。
7週 Text Review 6, Communication Activity, Grammar トピック:生物再生の可能性について
文法:動名詞、分詞を用いた構文
8週 中間試験 これまでの学習内容を確認し、成果を発揮できる。
4thQ
9週 答案返却・中間試験のおさらい・講評 前期中間試験の自己評価ができる。
10週 Lesson 7, Part 1 & 2 経済に関する文章を読み、相反する立場の主張を理解できる。
11週 Lesson 7, Part 3 & 4 経済に関する文章を読み、異なる立場の意見を整理できる。
12週 Text Review 7, Communication Activity, Grammar トピック:現代のファッション産業
文法:SVOC、分詞構文
13週 Lesson 8, Part 1 & 2 説明型の英文を読み、論理的に情報を確認しながら理解できる。
14週 Lesson 8, Part 3 & 4 説明型の英文を読み、情報の共通性に気づきながら理解できる。
15週 Text Review 8, Communication Activity, Grammar トピック:世界の祭りの共通点
文法:比較、従属接続詞
16週 期末試験 これまでの学習内容を確認し、成果を発揮できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1

評価割合

試験小テスト課題授業活動合計
総合評価割合60201010100
基礎的能力60201010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000