プログラミング応用

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 プログラミング応用
科目番号 30350 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
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担当教員 姜 玄浩

到達目標

Python(パイソン)というプログラミング言語を学習し,基本的なプログラミングを行えるようになる. 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1 Pythonの文法Python言語の文法について詳しく説明できる。Python言語の文法について説明できる。Python言語の文法について簡単に説明できる。Python言語の文法について説明できない。
評価項目2 PythonのプログラミングPython言語のプログラミングができる.Python言語の簡単なプログラミングができる.Python言語の簡単なプログラミングができる.Python言語の簡単なプログラミングができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
Python言語は学習が容易でありながら生産性が高いことで,幅広く利用されている.このPython言語を理解しプログラミングできることで,数値計算他多くの分野の応用に発展させることができる.
授業の進め方・方法:
コンピュータを用いて,Python言語の基本について解説しながらプログラミング演習を行う.繰り返し演習を行うことで理解を深め,技術の向上を図る.

①この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートやオンラインテストを実施します.
②この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習として,予習・復習を行うこと.
注意点:
1.コンピュータの基本操作ができること.
2.ノートパソコンを持参すること.
3.タイピングスピードを向上させる必要がある.
(各自タイピング練習を行ってください)
(無料タイピング練習教材 https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Python紹介,開発環境,アルゴリズムの概念 アルゴリズムの概念と開発環境の理解ができる.
2週 メモリと変数, print・変数宣言の実習 Print使用法,メモリと変数が理解できる.
3週 基本演算,数値型,文字型 演算,文字型の扱いが理解できる.
4週 文字型
文字型の扱いが理解できる.
5週 リスト リストの扱いが理解できる.
6週 タプル,辞書 タプル,辞書の扱いが理解できる.
7週 辞書型追加,集合型,if文
辞書,集合の扱い,基本if文が理解できる.
8週 if文実習,for文 制御文・繰り返しを理解し,使用できる.
2ndQ
9週 中間試験期間
10週 while文,関数
while文,基本関数・外部機関の扱いが理解できる.
11週 Coding Conventions, 例外処理
Coding Conventionsと例外処理が理解できる.
12週 Objective-Oriented Programming, クラス
OOPの概念,クラスの扱いが理解できる.
13週 モジュール,パッケージ
ModuleとPackagesが理解できる.
14週 パッケージ追加,ファイル扱い
Packages,ファイル扱いとCSVが理解できる.
15週 Web Scraping
Web Scrapingが理解できる.
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前11
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3前7,前8,前10,前12,前13,前14,前15
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3前8,前10,前12,前13,前14,前15
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3前8,前10,前12,前13,前14,前15

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
基礎的能力302050
専門的能力302050