実用法律学

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 実用法律学
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教育科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『はじめて出会う生命倫理』(有斐閣)
担当教員 村瀬 智之

到達目標

1.応用倫理学における諸問題を知り、それを現実問題として考える力をつけること。
2.社会には様々な人々がいることに気付き、その人々と自らとのかかわりについて深く考察すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1応用倫理学における諸問題を知り、それを現実問題として考えることができる。応用倫理学における諸問題を知っている。応用倫理学における諸問題を十分に把握できていない。
評価項目2社会には様々な人々がいることに気付き、その人々と自らとのかかわりについて深く考察するできる。社会には様々な人々がいることに気付くことができる。社会には様々な人々がいることにさえ気づかない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業は、応用倫理学の諸問題を知るとともに、そこで問題とされている当事者等との出会いを通して、それらの問題を自分事として深く考えていく。
授業の進め方・方法:
本授業は、一定の知識習得を必要とするが、それと同時に外部に出向き、「現場」での体験を直接見聞きする機会をもちながら、学習を進める。また、集中講義として、夏季休業期間中に行なわれる。
注意点:
学校外に出て見学、対話等を行なう予定でいるため、大人としての最低限の態度を身につけておくようにしてほしい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション1
本授業の進め方やそのために必要な態度を知る。
2週 イントロダクション2 受講者同士の興味関心に耳をかたむけ、相互についての理解を深める
3週 ドキュメンタリー映画から考える1 ドキュメンタリー映画を鑑賞し、受講者同士で議論をしていく。(4週目と連続授業)
4週 ドキュメンタリー映画から考える2 ドキュメンタリー映画を鑑賞し、受講者同士で議論をしていく。(3週目と連続授業)
5週 受講生による発表と議論 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
6週 受講生による発表と議論 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
7週 受講生による発表と議論 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
8週 受講生による発表と議論 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
2ndQ
9週 受講生による発表と議論 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
10週 事前調査と打ち合わせ 訪問先にかかわる諸問題を事前調査し、理解を深める。
11週 調査先への訪問 これまでに学んだことを基に現実の問題をみてとる。
12週 調査先への訪問 これまでに学んだことを基に現実の問題をみてとる。
13週 調査先への訪問 これまでに学んだことを基に現実の問題をみてとる。
14週 見学後の事後発表と受講者同士での議論 見学してきたことを基に発表を行い、受講者同士で議論し、考えを深めていく。
15週 見学後の事後発表と受講者同士での議論 見学してきたことを基に発表を行い、受講者同士で議論し、考えを深めていく。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前14,前15
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。4前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前14,前15
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前14,前15
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。4前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前14,前15
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前14,前15
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前14,前15
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前14,前15
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 4前11,前12,前13,前14,前15
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。4前11,前12,前13,前14,前15
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。4前11,前12,前13,前14,前15
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。4前11,前12,前13,前14,前15
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前14,前15
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。4前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前14,前15
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。4前2,前5,前6,前7,前8,前9,前14,前15
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。4前2,前5,前6,前7,前8,前9,前14,前15
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。4前11,前12,前13,前14,前15
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。4前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

レポート発表ポートフォリオ等合計
総合評価割合402535000100
基礎的能力0000000
専門的能力25251500065
分野横断的能力1502000035