健康と福祉

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 健康と福祉
科目番号 0014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教育科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 大学生の健康・スポーツ
担当教員 高橋 裕美

到達目標

健康と社会福祉の概念と両者の関係について理解し、自らの健康づくりを他者との関係性や社会とのつながりの視点で考察し、実践していけるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1健康と社会福祉の概念を理解し、自他の健康づくりに、主体的に取り組む姿勢をもっている健康と社会福祉の概念を理解し、自らの健康づくりの重要性を認識している健康と社会福祉の概念を十分に理解できず、健康づくりの重要性が認識できない
評価項目2健康づくりに必要な知識を積極的に学び、実践に結び付けることができる健康づくりに必要な基礎的知識を習得しており、実践に結び付ける重要性を理解している健康づくりに必要な基礎的知識を習得しておらず、実践する意志がない
評価項目3健康と社会福祉に関する現代的な問題について、主体的に考え、解決しようとする姿勢をもっている健康と社会福祉に関する現代的な問題について関心をもち、解決の必要性を理解している健康と社会福祉に関する現代的な問題について無関心である

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
健康と社会福祉の概念と両者の関係について理解し、自らの健康づくりを他者との関係性や社会とのつながりの視点で考察し、実践していくための基礎的事項を学習する。
授業の進め方・方法:
テキストや参考資料を用いて、健康づくりに必要な知識の習得を目指す。グループでの情報交換や研究活動を通じて、意見や価値観の多様性を学び、自らの考えを深める。
注意点:
健康や社会福祉について、自らの生活場面にひきつけて考え、学ぶ姿勢を重視する。他者の意見に耳を傾け、多様な考え方を受け入れ、自らの考えを深める態度を大切にする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
授業の概要、内容・方法、進め方、評価方法、注意点について理解する
2週 健康とは何か
健康概念の歴史的変遷を学び、自らの健康観を確認する
3週 福祉とは何か
社会保障制度について学び、健康と福祉の関係について考察する
4週 健康づくりの3本柱-休養・こころの健康
健康づくりに必要な休養・こころの健康の基本について学び、実践できるようになる
5週 健康づくりの3本柱-栄養・食生活
健康づくりに必要な栄養・食生活の基本について学び、実践できるようになる
6週 健康づくりの3本柱-身体活動・運動
健康づくりに必要な身体活動・運動の基本について学び、実践できるようになる
7週 中間試験
6週めまでの学習成果を確認する
8週 社会福祉としてのスポーツ
スポーツの歴史について学び、これからのスポーツのあり方と健康づくりとの関係について考察する

2ndQ
9週 家庭生活と健康・福祉
個人の健康と福祉を支える家庭生活のあり方について、多角的に考察する
10週 グループ研究発表①
グループ毎に探究したテーマについて報告を聴き、討論に参加する
11週 グループ研究発表②
グループ毎に探究したテーマについて報告を聴き、討論に参加する
12週 グループ研究発表③
グループ毎に探究したテーマについて報告を聴き、討論に参加する
13週 グループ研究発表④
グループ毎に探究したテーマについて報告を聴き、討論に参加する
14週 グループ研究発表⑤
グループ毎に探究したテーマについて報告を聴き、討論に参加する
15週 期末試験
14週めまでの学習成果を確認する
16週 振り返り
試験結果と成績評価を確認し、15週間の学びを省察する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合401200048100
基礎的能力401200048100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000