到達目標
1.金属の結晶構造について説明できる
2.平衡状態図について説明できる
3.材料の試験と検査について説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 金属の結晶構造について詳しく説明できる | 金属の結晶構造について説明できる | 金属の結晶構造について説明できない |
| 平衡状態図について詳しく説明できる | 平衡状態図について説明できる | 平衡状態図について説明できる |
| 材料の試験と検査について詳しく説明できる | 材料の試験と検査について説明できる | 材料の試験と検査について説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
金属の性質を理解するために、金属結合を共有結合とイオン結合と比較して学習する。工業的に用いらている材料のほとんどは融解・鋳造を行って作られている。材料の基本である平衡状態図を理解し、冷却過程で組織がどのように変化していくかを学ぶ。中間テスト以降は材料の試験と検査方法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業 に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く
注意点:
本科目では、50 点以上の評価で単位を認定する。
評価が 50 点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることがで
きる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その
評価を 50 点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
物質の結合 |
金属結合,イオン結合,共有結合について説明できる
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2週 |
金属の結晶構造 |
結晶構造について説明できる
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3週 |
結晶構造 |
充填率,ミラー指数を計算できる
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4週 |
すべり変形 |
転位の定義,すべり方向とすべり面について説明できる
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5週 |
平衡状態図(主な種類と組織)その1 |
全率固溶体について説明できる
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6週 |
平衡状態図(主な種類と組織)その2 |
共晶反応について説明できる
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7週 |
平衡状態図(主な種類と組織)その3 |
包晶反応について説明できる
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8週 |
中間テスト |
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2ndQ |
9週 |
中間テストの答案返却、解説 |
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10週 |
材料の試験と検査 |
引張試験について説明できる
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11週 |
材料の試験と検査 |
硬さ試験について説明できる
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12週 |
材料の試験と検査 |
疲労試験について説明できる
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13週 |
材料の試験と検査 |
クリープ試験について説明できる
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14週 |
材料の試験と検査 |
非破壊検査について説明できる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却、解説、 授業アンケート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 材料 | 機械材料に求められる性質を説明できる。 | 4 | 前1 |
金属材料、非金属材料、複合材料、機能性材料の性質と用途を説明できる。 | 4 | 前1 |
引張試験の方法を理解し、応力-ひずみ線図を説明できる。 | 3 | 前10 |
硬さの表し方および硬さ試験の原理を説明できる。 | 3 | 前11 |
脆性および靱性の意味を理解し、衝撃試験による粘り強さの試験方法を説明できる。 | 3 | 前11 |
疲労の意味を理解し、疲労試験とS-N曲線を説明できる。 | 3 | 前12 |
機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を説明できる。 | 3 | 前13 |
金属と合金の結晶構造を説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
金属と合金の状態変化および凝固過程を説明できる。 | 4 | 前5,前6,前7 |
合金の状態図の見方を説明できる。 | 4 | 前5,前6,前7 |
鉄鋼の製法を説明できる。 | 3 | 前5 |
炭素鋼の性質を理解し、分類することができる。 | 4 | 前5,前6,前7 |
Fe-C系平衡状態図の見方を説明できる。 | 4 | 前5,前6,前7 |
評価割合
| 試験 | 提出物 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |