到達目標
1. アルコール保護の原理について理解できること
2. 酵素的光学分割操作やHPLCの操作・データ解析ができること
3. タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)について原理を理解し、操作・データ解析ができること
4. ラジカル共重合反応による高分子合成と解析ができること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | アルコール保護の原理について充分に理解できる | アルコール保護の原理についてほぼ理解できる | アルコール保護の原理について理解できない |
評価項目2 | 酵素的光学分割操作やHPLCの操作・データ解析が充分に正しくできる | 酵素的光学分割操作やHPLCの操作・データ解析がほぼできる | 酵素的光学分割操作やHPLCの操作・データ解析ができない |
評価項目3 | タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)について原理を理解し、操作・データ解析が充分に正しくできる | タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)について原理を理解し、操作・データ解析がほぼできる | タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)について原理を理解し、操作・データ解析ができない |
評価項目4 | 一般的な高分子合成法と解析法を理解し、実施および説明できる | 一般的な高分子合成法と解析法を理解し、実施または説明ができる | 一般的な高分子合成法と解析法を理解できず、実施や説明ができない |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
物質化学工学科・有機系コースに属する各々の研究室で行われている研究の一端を体験し、分野の異なる研究内容も理解する幅広い知識と視野を涵養することを目的とする。
授業の進め方・方法:
実験。有機系コースに所属する学生を5つの班に分け、4つの実験テーマ(A~E) を1テーマ3週にわたって実験する。1班4テーマを行う。
注意点:
有機系コースの各指導教員のもとで、種々の実験方法を習得し、広い視野と技術を身につけるよう、積極的に実験に取り組んで貰いたい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、班分け、実験1 |
(テーマA)アルコールの保護について
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2週 |
実験1 |
(テーマB)2級アルコールの酵素的光学分割
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3週 |
実験1 |
(テーマC)タンパク質の電気泳動
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4週 |
実験2 |
(テーマD)ラジカル共重合反応による高分子合成と解析
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5週 |
実験2 |
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6週 |
実験2 |
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7週 |
実験3 |
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8週 |
中間試験(実施しない) |
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4thQ |
9週 |
実験3 |
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10週 |
実験3 |
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11週 |
実験4 |
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12週 |
実験4 |
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13週 |
実験4 |
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14週 |
総合演習(1) |
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15週 |
総合演習(2) |
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16週 |
授業アンケート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 材料系分野【実験・実習能力】 | 材料系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し実践できる。 | 3 | |
レポートの書き方を理解し、作成できる。 | 3 | |
金属材料実験、機械的特性評価試験、化学実験、分析実験、電気工学実験などを行い、実験の準備、実験装置および実験器具の取り扱い、実験結果の整理と考察ができる。 | 3 | |
分析機器を用いて、成分などを定量的に評価をすることができる。 | 4 | |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭での説明またはプレゼンテーションができる。 | 3 | |
化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 有機化学実験 | 吸引ろ過ができる。 | 3 | |
再結晶による精製ができる。 | 3 | |
分液漏斗による抽出ができる。 | 3 | |
薄層クロマトグラフィによる反応の追跡ができる。 | 3 | |
収率の計算ができる。 | 3 | |
分析化学実験 | 代表的な定性・定量分析装置としてクロマト分析(特にガスクロ、液クロ)や、物質の構造決定を目的とした機器(吸光光度法、X線回折、NMR等)、形態観察装置としての電子顕微鏡の中の代表的ないずれかについて、その原理を理解し、測定からデータ解析までの基本的なプロセスを行うことができる。 | 4 | |
物理化学実験 | 温度、圧力、容積、質量等を例にとり、測定誤差(個人差・器差)、実験精度、再現性、信頼性、有効数字の概念を説明できる。 | 3 | |
生物工学実験 | 分光分析法を用いて、生体物質を定量することができる。 | 4 | |
クロマトグラフィー法または電気泳動法によって生体物質を分離することができる。 | 3 | |
酵素の活性を定量的または定性的に調べることができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |