到達目標
日本人が古来愛読してきた古典を読み理解することで、日本人としての基礎的教養と多様なものの見方を身につける。自分が調べたことをわかりやすく資料(A41枚~2枚)にまとめ、発表する力を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 古文の歴史的仮名遣いを理解し、音読して、内容を把握し自分の言葉で説明することができる。 | 古文の歴史的仮名遣いを理解し、音読して、内容を把握し説明することができる。 | 古文の歴史的仮名遣いを理解し、音読して、内容を把握し説明することができない。 |
評価項目2 | 漢文の規則を理解し、音読し書き下し文に改め、内容を自分の言葉で説明することができる。 | 漢文の規則を理解し、音読し書き下し文に改め、内容を説明することができる。 | 漢文の規則を理解し、音読し書き下し文に改め、内容を説明することができない。 |
評価項目3 | 古典を通して広がりのある語彙力をつける。授業に関連したことを調べ、わかりやすく資料にまとめ、それに基づき発表することができる。 | 古典を通して語彙力をつける。授業に関連したことを調べ、資料にまとめ、それに基づき発表することができる。 | 古典を通して語彙力をつけることができない。授業に関連したことを調べ、資料にまとめ、それに基づき発表をすることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
義務教育レベルの国語力の復習と定着を目指すとともに、日本人が古来愛読してきた古典を読み理解することで、日本人としての基礎的教養と多用なものの見方を身につける。古典を通して広がりと深みをある語彙力を身に着ける。関連したことを調べ、発表資料を作成し、発表する。
授業の進め方・方法:
講義形式で行うが、音読等による授業参加を加えて理解を深める。年に一度、授業に関連したころを調べ、資料にまとめてみんなの前で発表する。
注意点:
◆関連科目
内容の関連:総合国語IA・総合国語IB(後期)
コミュニケーション能力:外国語・保健体育
人間の探求と複眼的思考:歴史・政治経済
◆受講する皆さんへのメッセージ:
・学生の積極的な参加、発言、介入を期待している。
・双方向のやりとりを増やし、理解の定着を目指す。
・理解度を確認し進めるため、シラバスの若干の変更はあり得る。
・的確な板書を心がけ、ノートをとる時間を確保する。
・評価が60%に満たない学生には、追認試験を行うことがある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
この講義のオリエンテーションを行う。 古典を学ぶことの意味を考える。 児のそら寝を通して、読みの規則を把握する。
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2週 |
絵仏師良秀 |
「絵仏師良秀」の冒頭を分析し、内容を理解することができる。古典文法の基礎についても理解することができる。
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3週 |
絵仏師良秀 |
「絵仏師良秀」の後半を分析し、内容を理解することができる。古典文法の基礎についても理解することができる。調べ学習の発表(1)
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4週 |
絵仏師良秀 |
「絵仏師良秀」の全体を分析し、内容を理解する。古典文法の基礎についても理解することができる。調べ学習の発表(2) 『宇治拾遺物語』や『今昔物語』をもとにした近代以降の小説を調べて紹介する。
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5週 |
漢文入門 |
漢文を読むための規則を学ぶ。 訓読の仕方・返り点の規則・再読文字について学ぶ。
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6週 |
漢文入門 故事成語 |
漢文の規則を学ぶ。 助字・訓読に親しむを学ぶ。 「蛇足」を読み、書き下し文に改める。調べ学習の発表(3)
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7週 |
故事成語 |
「蛇足」の内容を理解する。 「朝三暮四」を読み、書き下し文に改める。「朝三暮四」の内容を理解する。調べ学習(4)
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8週 |
前期中間試験 |
既習事項の確認と定着を図る。
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2ndQ |
9週 |
徒然草 奥山に猫またといふもの |
徒然草の文学史的な位置づけを説明できる。「猫また」を音読し、内容を現代語で説明することができる。
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10週 |
徒然草 ある人弓射ることを習ふに |
「ある人弓射ること」の文章を音読し、内容を現代語で説明することができる。兼好の主張を説明することができる。調べ学習(5)
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11週 |
徒然草 花は盛りに |
「花は盛りに」を音読し、内容を把握し説明することができる。兼好の美意識を理解し、説明することができる。調べ学習(6)
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12週 |
古代の史話 |
「先従隗始」を音読し、書き下し文に改める。内容を理解する。
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13週 |
古代の史話 |
「先従隗始」の故事成語の意味を学ぶ。 「鶏鳴狗盗」を音読し、書き下し文に改める。調べ学習の発表(7)
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14週 |
古代の史話 |
「鶏鳴狗盗」の内容を理解し、故事成語の意味を学ぶ。調べ学習の発表(8)
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15週 |
期末試験 |
既習事項の確認と定着を図る。
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16週 |
前期期末試験の返却と解説 |
答案返却
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
基礎的能力 | 80 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 | 80 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |