到達目標
1.内積、外積の意味を理解し計算できる。
2.曲線の接線ベクトル,曲面の法線ベクトルの計算ができる。
3.スカラー場、ベクトル場、線積分、面積分を理解し説明できる。
4.勾配、発散、回転を理解し計算できる。
5.グリーンの定理、ストークスの定理を応用して計算できる。
6.複素数の計算が出来、幾何学的意味を理解できる。
7.複素関数の写像としての意味を理解し、具体的な計算ができる。
8.正則関数の意味が理解できる。
9.複素関数の積分の定義を理解し、その計算ができる。
10.積分表示と積分定理の意味を理解し計算できる。
11.留数の意味を理解し、留数定理を用いることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1
| 内積、外積の意味を理解し計算できる。 | 基礎的な内積、外積の意味を理解し計算できる。 | 内積、外積の意味を理解し計算できない。 |
到達目標
項目2 | 曲線の接線ベクトル,曲面の法線ベクトルの計算ができる。 | 基礎的な曲線の接線ベクトル,曲面の法線ベクトルの計算ができる。 | 曲線の接線ベクトル,曲面の法線ベクトルの計算ができない。 |
到達目標
項目3 | スカラー場、ベクトル場、線積分、面積分を理解し説明できる。 | 基礎的なスカラー場、ベクトル場、線積分、面積分を理解し説明できる。 | スカラー場、ベクトル場、線積分、面積分を理解し説明できない。 |
到達目標
項目4 | 勾配、発散、回転を理解し計算できる。 | 基礎的な勾配、発散、回転を理解し計算できる。 | 勾配、発散、回転を理解し計算できない。 |
到達目標
項目5 | グリーンの定理、ストークスの定理を応用して計算できる。 | 基礎的なグリーンの定理、ストークスの定理を応用して計算できる。 | グリーンの定理、ストークスの定理を応用して計算できない。 |
到達目標
項目6 | 複素数の計算が出来、幾何学的意味を理解できる。 | 基礎的な複素数の計算が出来、幾何学的意味を理解できる。 | 複素数の計算が出来、幾何学的意味を理解できない。 |
到達目標
項目7 | 複素関数の写像としての意味を理解し、具体的な計算ができる。 | 基礎的な複素関数の写像としての意味を理解し、具体的な計算ができる。 | 複素関数の写像としての意味を理解し、具体的な計算ができない。 |
到達目標
項目8 | 正則関数の意味が理解できる。 | 基礎的な正則関数の意味が理解できる。 | 正則関数の意味が理解できない。 |
到達目標
項目9 | 複素関数の積分の定義を理解し、その計算ができる。 | 基礎的な複素関数の積分の定義を理解し、その計算ができる。 | 複素関数の積分の定義を理解し、その計算ができない。 |
到達目標
項目10 | 積分表示と積分定理の意味を理解し計算できる。 | 基礎的な積分表示と積分定理の意味を理解し計算できる。 | 積分表示と積分定理の意味を理解し計算できない。 |
到達目標
項目11 | 留数の意味を理解し、留数定理を用いることができる。 | 基礎的な留数の意味を理解し、留数定理を用いることができる。 | 留数の意味を理解し、留数定理を用いることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
説明
閉じる
本科学習目標 2
説明
閉じる
本科学習目標 4
説明
閉じる
創造工学プログラム B2
説明
閉じる
教育方法等
概要:
解析学及び代数・幾何に続いてベクトル解析と複素関数論の学習を行う。演習問題を通して具体的な計算が出来、さらに論理的な思考力と表現力を養うことを目指す。またそのことにより、工学を学ぶ上で必要な基礎学力を身につけ、工学における課題の解決能力と数学による理論的解析能力を養う。
授業の進め方・方法:
事前事後学習など:内容の重要性を考慮して、適宜演習問題を解き、自分の理解度を確かめる。
関連科目: (1)流れ学Ⅱ:ベクトル解析,複素関数論(速度ポテンシャル,等角写像に使用)
(2)応用物理Ⅱ:ベクトル解析(相対論,量子論に使用),複素関数論(振動方程式,波動方程式に使用)
(3)制御工学:複素関数論(周波数応答に使用)
注意点:
成績の評価基準として60点以上を合格とする。
前期中間試験,前期末試験,後期中間試験、学年末試験を実施する。
前期成績:試験(80%)、演習(20%) 後期成績:試験(80%)、演習(20%)
学年成績は前後期の総合成績とする。
この科目の内容は、専門科目の基礎となっている。試験は十分準備して受けること。演習課題は必ず提出すること。疑問点はすぐに質問すること。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
空間ベクトルと内積 |
1.内積、外積の意味を理解し計算できる。
|
2週 |
外積とその幾何学的意味 |
1.内積、外積の意味を理解し計算できる。
|
3週 |
外積の空間図形への応用 |
1.内積、外積の意味を理解し計算できる。
|
4週 |
ベクトル関数 |
2.曲線の接線ベクトル,曲面の法線ベクトルの計算ができる。
|
5週 |
空間曲線 |
2.曲線の接線ベクトル,曲面の法線ベクトルの計算ができる。
|
6週 |
曲面と法線ベクトル |
2.曲線の接線ベクトル,曲面の法線ベクトルの計算ができる。
|
7週 |
勾配 |
4.勾配、発散、回転を理解し計算できる。
|
8週 |
発散と回転 |
4.勾配、発散、回転を理解し計算できる。
|
2ndQ |
9週 |
ベクトル場の線積分 |
3.スカラー場、ベクトル場、線積分、面積分を理解し説明できる。
|
10週 |
グリーンの定理 |
5.グリーンの定理、ストークスの定理を応用して計算できる。
|
11週 |
面積分 |
3.スカラー場、ベクトル場、線積分、面積分を理解し説明できる。
|
12週 |
ガウスの発散定理 |
3.スカラー場、ベクトル場、線積分、面積分を理解し説明できる。
|
13週 |
ストークスの定理 |
5.グリーンの定理、ストークスの定理を応用して計算できる。
|
14週 |
演習 |
|
15週 |
前期復習 |
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
複素数(その 1) |
6.複素数の計算が出来、幾何学的意味を理解できる。
|
2週 |
複素数(その 2) |
6.複素数の計算が出来、幾何学的意味を理解できる。
|
3週 |
複素関数 |
7.複素関数の写像としての意味を理解し、具体的な計算ができる。
|
4週 |
正則関数とコーシー・リーマンの関係式 |
8.正則関数の意味が理解できる。
|
5週 |
正則写像の等角性 |
8.正則関数の意味が理解できる。
|
6週 |
逆関数(指数関数と対数関数) |
8.正則関数の意味が理解できる。
|
7週 |
複素積分の定義と計算の仕方(その 1) |
9.複素関数の積分の定義を理解し、その計算ができる。
|
8週 |
複素積分の定義と計算の仕方(その 2) |
9.複素関数の積分の定義を理解し、その計算ができる。
|
4thQ |
9週 |
コーシーの積分定理 |
10.積分表示と積分定理の意味を理解し計算できる。
|
10週 |
コーシーの積分表示 |
10.積分表示と積分定理の意味を理解し計算できる。
|
11週 |
テイラー展開と収束円 |
10.積分表示と積分定理の意味を理解し計算できる。
|
12週 |
ローラン展開と留数(その1) |
11.留数の意味を理解し、留数定理を用いることができる。
|
13週 |
ローラン展開と留数(その2) |
11.留数の意味を理解し、留数定理を用いることができる。
|
14週 |
留数定理による積分計算 |
11.留数の意味を理解し、留数定理を用いることができる。
|
15週 |
後期復習 |
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |