到達目標
1.生産性の高い「討議」ができる技術者を目指す。
2.豊かな発想を産み出す「システム×デザイン思考」を理解する。
3.PMBOKに基づき計画の概念を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1 | 到達目標1の内容に関する知識を理解し応用できる. | 到達目標1の内容に関する知識を理解できる. | 到達目標1の内容に関する知識を理解できない. |
到達目標
項目2 | 到達目標2の内容に関する知識を理解し応用できる. | 到達目標2の内容に関する知識を理解できる. | 到達目標2の内容に関する知識を理解できない. |
到達目標
項目3 | 到達目標3の内容に関する知識を理解し応用できる. | 到達目標3の内容に関する知識を理解できる. | 到達目標3の内容に関する知識を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
本科学習目標 1
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本科学習目標 2
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創造工学プログラム A1
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創造工学プログラム B1専門(機械工学)
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教育方法等
概要:
1.⽇本の多くの学⽣やビジネスパーソンが苦⼿とする「討論」の場において、⽣産性の⾼い討議をするための「コミュニケーション能⼒」のみならず、そのコミュニケーション能⼒を⽀える「⾃分で考える⼒」「最後まで考え抜く⼒」を⾝に付ける。
2.近年のテクノロジーに変⾰をもたらした「USBインタフェース」「スマートフォン」等の発想から⾒える「システム× デザイン思考」という考え⽅を理解する。
この科目は企業の経営企画室でISO(環境・品質)等を担当していた教員が,その経験を活かし,管理工学の思考や手法等について講義および演習形式で授業を行うものである。
3.「全ての物は⼆度作られる」という計画の概念を基にPMBOKより計画のプロセスを抽出し、深く理解する。
授業の進め方・方法:
座学、ワークショップ、プレゼンテーションを繰り返し、⾃分の意⾒を練り上げ、発信し、他者の意⾒を受け取る訓練を通して、⽣産性の⾼い「討論」を学び、「考える事」「創ること」「計画する事」を深く理解してもらう。教えて、解説する講義ではなく、問いかける授業を⽬指す。
注意点:
【評価方法・評価割合】
・全体を3つのセクションに分けてそれぞれ評価する。
第1セクション:授業の理解度を判断する第1次試験を実施
(第6週)テーマに則した「討論」を実施。レポート課題(⾃分の意⾒、論拠、討論の結論)を課す。
第2セクション:授業の理解度を判断する第2次試験を実施
(第11週)テーマ(例:イノベーション、デザイン思考)を与え、論述のレポート課題を課す。
第3セクション:授業の理解度を判断する第3次試験を実施
・評価割合:第1次試験(30%)・第2次試験(30%)・第3次試験(30%)・レポート課題(10%)
・成績の評価基準として60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション ⾃⼰認識と脳の働きを解説 |
ハーマンモデルを使い脳優勢度調査を⾏い、⾃⼰認識を促す
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2週 |
⾃⼰認識と他者理解 異質を認める(ダイバーシティ)の解説 |
反応、⾔動から、他者のプロフィールを推察し、活⽤する
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3週 |
コミュニケーションの難しさを理解する |
⼈は分かり合えない存在であることを実感する
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4週 |
クリティカルシンキング、思考の根拠の必要性を理解する |
考えるという動作を掘り下げる「考え抜く」事を理解する
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5週 |
「討論」に必要なスキルについて考える |
質問する⼒を醸成する
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6週 |
実習:テーマを与えて「討論」する |
個⼈で考え抜く、グループで結論を導き出す
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7週 |
イノベーションとは何か? |
システム思考とデザイン思考を理解する
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8週 |
システムX デザイン思考のツールと技法−1 |
協創のためのツールと技法−1(8/16を理解する)
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2ndQ |
9週 |
システムX デザイン思考のツールと技法−2 |
協創のためのツールと技法−2(16/16を理解する)
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10週 |
デザインプロジェクトの実例解説 |
実社会におけるデザインプロジェクトの活⽤例を理解する
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11週 |
「武器」としてのシステムX デザイン思考活⽤術 |
チームでイノベーティブに発想するための思考活⽤術を理解する
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12週 |
PMBOK概説 計画の概念を解説 |
プロジェクトとPMBOK全体を理解する
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13週 |
計画以前に必要な憲章 プロジェクトマネジメント計画書解説 |
スコープマネジメント、WBSを理解する
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14週 |
スケジュールマネジメント計画解説 |
アクティビティ定義、所要期間からスケジュール作成までを理解
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15週 |
品質マネジメント計画、品質管理、品質保証 |
品質について理解する(製品品質、企業品質、等)
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16週 |
リスクマネジメント計画、リスクの特定、対応計画概略 |
定性的リスク、定量的リスク、リスクを理解する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |