離散数学

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 離散数学
科目番号 0020 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子機械工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:特に指定しない。/教材等:必要に応じてプリントなどを配布する。/参考書:「見える!群論入門」脇克志(日本評論社),その他多数の関連図書が図書館にある。
担当教員 冨山 正人

到達目標

1.群が理解できる。
2.部分群が理解できる。
3.置換が理解できる。
4.軌道が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1群が理解できる。基本的な群が理解できる。群が理解できない。
到達目標 項目2部分群が理解できる。基本的な部分群が理解できる。部分群が理解できない。
到達目標 項目3置換が理解できる。基本的な置換が理解できる。置換が理解できない。
到達目標 項目4軌道が理解できる。基本的な軌道が理解できる。軌道が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

創造工学プログラム A1 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(情報工学) 説明 閉じる
創造工学プログラム B2 説明 閉じる
創造工学プログラム D2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業の目標】
「群」と呼ばれている抽象的な概念を,「群の元」が備えている「空間の動き」という側面を強調することで,身近に感じてもらうことである。
離散数学に基づいた理論的解析能力を身につけることによって,課題の解決に最後まで取り組み,自分の考えを正しく表現できる能力を学ぶ。
【キーワード】
群,部分群,置換,軌道
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】
到達目標の達成度を確認するため,適宜,小テストなどを実施するので,授業外学習時間に復習しておくこと。
注意点:
【その他の履修上の注意事項や学習上の助言】
定期試験前の学習はもちろん,日常の予習復習も非常に大切である。疑問点などがあれば質問をして解決しておく。
定期試験などを受験するときは,内容を十分に理解しておく。課題などは必ず提出する。
受講中は講義に集中する。スマートフォンなどの電源を切る。他の学生に迷惑を掛けないようにする。
【評価方法・評価基準】
成績の評価基準として60点以上を合格とする。前期末試験を実施する。
前期末成績(学年末成績):前期中の定期試験の総合的評価(80%),小テスト,課題,受講態度や学習への取り組み状況の総合的評価(20%)
*定期試験,小テストなどで不正行為があれば大きく減点する。
*講義に集中しなかった場合や他の学生に迷惑を掛けた場合にも減点することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 群の定義:群のイメージをつかむ 1.群が理解できる。
2週 群の定義:群のイメージをつかむ 1.群が理解できる。
3週 群の定義:群のイメージをつかむ 1.群が理解できる。
4週 部分群:形が部分群をきめる 2.部分群が理解できる。
5週 部分群:形が部分群をきめる 2.部分群が理解できる。
6週 部分群:形が部分群をきめる 2.部分群が理解できる。
7週 置換:動きを表す記号 3.置換が理解できる。
8週 置換:動きを表す記号 3.置換が理解できる。
2ndQ
9週 置換:動きを表す記号 3.置換が理解できる。
10週 置換:動きを表す記号 3.置換が理解できる。
11週 軌道:群が対称性を作る 4.軌道が理解できる。
12週 軌道:群が対称性を作る 4.軌道が理解できる。
13週 軌道:群が対称性を作る 4.軌道が理解できる。
14週 軌道:群が対称性を作る 4.軌道が理解できる。
15週 前期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000