ロボット工学Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 ロボット工学Ⅰ
科目番号 0078 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 ロボット制御基礎論(吉川恒夫,コロナ社)
担当教員 北川 秀夫

到達目標

運動学を中心として,ロボットマニピュレータ制御の基礎を修得する。具体的には以下の項目を目標とする。
① 位置・姿勢表現法の理解
② 静力学の理解
③ 順・逆運動学の理解
④ ヤコビ行列の理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1マニピュレータの位置・姿勢表現法が(8割以上)理解できることマニピュレータの位置・姿勢表現法が(6割以上)理解できること。マニピュレータの位置・姿勢表現法が理解できない。
評価項目2マニピュレータの静力学が(8割以上)理解できること。マニピュレータの静力学が(6割以上)理解できること。マニピュレータの静力学が理解できない。
評価項目3マニピュレータの順・逆運動学が(8割以上)理解できること。マニピュレータの順・逆運動学が(6割以上)理解できること。マニピュレータの順・逆運動学が理解できない。
評価項目4マニピュレータのヤコビ行列が(8割以上)理解できること。マニピュレータのヤコビ行列が(6割以上)理解できること。マニピュレータのヤコビ行列が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
運動学を中心として,ロボットマニピュレータ制御の基礎を修得する。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を行うとともに,演習問題で理解度のチェックを行う。ベクトル演算,力学,制御工学の基礎知識を必要とするので,各自復習しておくこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ロボット概論
2週 マニピュレータの運動学(二自由度マニピュレータ)
3週 マニピュレータの運動学(二自由度マニピュレータ)
4週 マニピュレータの運動学(二自由度マニピュレータ)
5週 マニピュレータの運動学(位置と姿勢の記述)
6週 マニピュレータの運動学(同次変換)
7週 マニピュレータの運動学(リンクパラメータ)
8週 マニピュレータの運動学(リンクパラメータ)
2ndQ
9週 マニピュレータの運動学(順運動学問題)
10週 マニピュレータの運動学(順運動学問題)
11週 マニピュレータの運動学(逆運動学問題)
12週 マニピュレータの運動学(リンク速度間の関係)
13週 マニピュレータの運動学(ヤコビ行列と特異姿勢)
14週 マニピュレータの運動学(ヤコビ行列と特異姿勢)
15週 マニピュレータの運動学(総まとめ)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合10020120
得点10020120