到達目標
本授業では,環境都市工学で何を学び,卒業後はどのような仕事をするのか,社会基盤が持つ社会での使命,循環型都市づくりの必要性などについて学び,今後,本校で専門科目を学ぶ上での導入的な幅広い知識の修得を目指す。
そのために,以下の4項目を具体的な学習・教育目標とする。
①環境都市工学に関わる社会基盤について理解する(D-2社会技術)(前期)
②社会基盤が持つ社会での使命を理解する(D-4(1))
③循環型都市づくりの必要性を理解する((D-4(2))
④作品作成,実現場の見学,講演などを通して「快適で安全な社会基盤」の整備と「環境負荷を低減した循環型都市づくり」の創造の考え方を理解する(D-3創生,D-4(1)(2))
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 環境都市工学に関わる社会基盤についてほぼ正確(8割以上)に示すことができる。 | 環境都市工学に関わる社会基盤についてほぼ正確(6割以上)に示すことができる。 | 環境都市工学に関わる社会基盤について示すことができない。 |
評価項目2 | 社会基盤が持つ社会での使命を認識し現在の社会基盤整備の現状を理解している。 | 社会基盤が持つ社会での使命を6割以上認識している。 | 社会基盤が持つ社会での使命を認識していない。 |
評価項目3 | 循環型都市づくりの必要性を認識し一部取り組みを行っている。 | 循環型都市づくりの必要性を6割以上認識している。 | 循環型都市づくりの必要性を認識していない。 |
| 「快適で安全な社会基盤」の整備と「環境負荷を低減した循環型都市づくり」の創造の考え方を理解し一部取り組みを行っている。 | 「快適で安全な社会基盤」の整備と「環境負荷を低減した循環型都市づくり」の創造の考え方を6割以上理解している。 | 「快適で安全な社会基盤」の整備と「環境負荷を低減した循環型都市づくり」の創造の考え方を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
授業の進め方・方法:
授業は前期50分,後期140分を基本とする。
前期は主に教科書を使用し,社会基盤全般についての基礎知識を講義する。後期は,社会基盤が持つ社会での使命,循環型都市づくりの必要性などについて,自ら体感する実験,作品作成,現場見学,特別講演などを中心に授業を進める。
また,本授業で学んだことを,これから本校で学ぶ指針にしてくれることを期待している。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
第 1回:シビルエンジニアリング入門で学ぶ内容と講義計画 |
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2週 |
第 2回:社会基盤の歴史 |
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3週 |
第 3回:社会基盤の建設行政(公務員) |
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4週 |
第 4回:まちづくり |
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5週 |
第 5回:環境保全(地球環境問題・公害) |
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6週 |
第 6回:社会基盤の景観デザイン |
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7週 |
第 7回:交通社会基盤 |
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8週 |
第 8回:前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
第 9回:前期中間までの総復習(前期中間試験の解答の解説など) |
C
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10週 |
第10回:供給社会基盤(水道・電力) |
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11週 |
第11回:処理社会基盤(下水道・廃棄物処理) |
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12週 |
第12回:自然社会基盤(治山・河川・ダム・海岸) |
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13週 |
第13回:街造り(都市計画) |
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14週 |
第14回:災害と補償・保険 |
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前期期末までの総復習(前期期末試験の解答の解説など,共生の家提案などまとめ) |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
「快適で安全な社会基盤」の整備と「環境負荷を低減した循環型都市づくり」の創造の考え方 |
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2週 |
森林整備と防災,循環型社会への取り組み (森林の現状と再生,間伐材の利用等)
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3週 |
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4週 |
生態系に考慮した河川整備,親水護岸 |
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5週 |
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6週 |
橋梁のデザインと景観,施工と維持管理 |
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7週 |
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8週 |
災害に強い街造り,防災 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
リデュース(Reduce:発生抑制)・リユース(Reuse:再利用)・リサイクル(Recycle:再生利用) -環境への負荷を低減した循環型社会を造るための取り組み事例-
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11週 |
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12週 |
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13週 |
建設行政の執行・建設技術者の国家資格 |
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14週 |
社会に貢献する建設技術(土木技術者の進路と社会貢献) |
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15週 |
1年間の総まとめとエンジニアの心構え |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 200 | 0 | 0 | 0 | 0 | 300 | 500 |
基礎的能力 | 200 | 0 | 0 | 0 | 0 | 300 | 500 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |