測量実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2016
授業科目 測量実習Ⅰ
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 測量1(実教出版)
担当教員 角野 晴彦

到達目標

測量に必要な機器の特性を理解し、取扱方法を習得する。基本的な測量(計測)方法を習得・達成することで、簡単な地形図が作成できる。測量項目は以下の通りとする。
①距離測量
②角測量
③トラバース測量
④細部測量(平板測量

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
有効数字と誤差や補正値の取り扱い方を理解し、測量に使える。有効数字と誤差や補正値の取り扱い方を理解し、測量で正確(8割以上)に使える。有効数字と誤差や補正値の取り扱い方を理解し、測量でほぼ正確(6割以上)に使える。有効数字と誤差や補正値の取り扱い方を理解し、測量で正確に使えない。
各種測量器具の特性を理解し、使用できる各種測量器具の特性を理解し、正確(8割以上)に使用できる。各種測量器具の特性を理解し、ほぼ正確(6割以上)に使用できる。各種測量器具の特性を理解し、正確に使用できない。
基準点を理解し、実際の測量結果を整理できる。基準点を理解し、実際の測量結果を正確(8割以上)に整理できる。基準点を理解し、実際の測量結果をほぼ正確(6割以上)に整理できる。基準点を理解し、実際の測量結果を正確に整理できない。
測量成果を地形図等で報告できる測量成果を地形図等で正確(8割以上)に報告できる。測量成果を地形図等でほぼ正確(6割以上)に報告できる。測量成果を地形図等で正確に報告できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
測量学Ⅰの講義内容を実践するため、測量学Ⅰの講義の進行から理解が遅れないようにする。測量成果は、実習を実施した日に整理しておくこと。器械と時間に制限があるために積極的に実習に取り組むこと。また、測量士補の資格取得を目標として、理解を深めるとともに自己啓発に努めること。
注意点:
成績評価の方法:
前期:課題提出2回(200点)、実技試験1回(100点)、合計を3で除し、得点率(%)で成績をつける。
後期:課題提出2回(200点)、実技試験1回(100点)、合計を3で除し、得点率(%)で成績をつける。
学年:前・後期の重みを等しくして合計し、得点率(%)で成績をつける。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 距離測量 器具の取扱い
3週 距離測量 スチールテープ、エスロンテープによる方法1
4週 距離測量 スチールテープ、エスロンテープによる方法2(課題説明)
5週 トランシット測量 器械の取扱い1
6週 トランシット測量 器械の取扱い2
7週 トランシット測量 器械の取扱い3
8週 トランシット測量 器械の取扱い4
2ndQ
9週 トランシット測量 実技試験(据付)
10週 トランシット測量 単測法1
11週 トランシット測量 単測法2
12週 トランシット測量 倍角法1
13週 トランシット測量 倍角法2
14週 トランシット測量 方向法1(課題説明)
15週 トラバース測量 測角1
16週
後期
3rdQ
1週 トラバース測量 測角2
2週 トラバース測量 測角3
3週 トラバース測量 測角4
4週 トラバース測量 測角5
5週 トラバース測量 測角6
6週 トラバース測量 測角7(課題説明)
7週 トラバース測量 測角8
8週 実技試験(測角)
4thQ
9週 平板測量 器械の取扱い
10週 平板測量 細部測量1
11週 平板測量 細部測量2
12週 平板測量 細部測量3
13週 平板測量 細部測量4(課題説明)
14週 平板測量 細部測量5
15週 平板測量 細部測量6
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート課題合計
総合評価割合32680000100
基礎的能力018000018
専門的能力3250000082
分野横断的能力0000000