概要:
世界の主要地域における近現代史を学習する。
授業の進め方・方法:
プリントと共に視聴覚教材を使い、近代史のイメージを作り上げ、講義で詳しい知識を与えていく。学生が近現代史の大きな流れをつかめるようになること、またそれによって歴史への興味を持てるようになり、現代社会への理解のプラスになることを目標とする。試験を60%、授業への取り組み姿勢10%、その他(提出物)30%で評価する。
注意点:
評価については、評価割合に従って行います。ただし、 適宜再試や追加課題を課し、加点することがあります。
中間試験を授業時間内に実施することがあります。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
現代のアメリカ社会 Ⅰ DVD上映Ⅰ |
最も密接な関係をもつアメリカ社会の特質を知ることができる。
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2週 |
現代のアメリカ社会 Ⅱ DVD上映Ⅱ |
同上
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3週 |
大航海時代と主権国家体制 |
西欧の世界進出の過程を理解できる。
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4週 |
宗教改革・オランダ独立戦争・イギリス革命 |
西欧の覇権国家の移り変わりを知ることができる。
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5週 |
北米植民地の形成 |
北米植民地の獲得戦におけるイギリスの優位を理解できる。
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6週 |
アメリカ合衆国の独立 |
合衆国の建国精神・支配的政治思想について理解できる。
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7週 |
19世紀のアメリカ合衆国と帝国主義時代 |
領域拡大と南北戦争後の工業国家化について理解できる。
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8週 |
アメリカ黒人の歴史 Ⅰ |
奴隷制度の過酷さ、非人間性が理解できる。
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2ndQ |
9週 |
アメリカ黒人の歴史 Ⅱ |
黒人奴隷解放後の差別について理解できる。
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10週 |
アメリカ黒人の歴史 Ⅲ |
黒人差別撤廃運動の苦闘と意義について理解できる。
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11週 |
ドイツの統一 |
ドイツの歴史の特徴を理解できる。
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12週 |
第一次世界大戦 |
帝国主義と総力戦、民族主義について理解できる。
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13週 |
ロシア革命 |
社会主義国家誕生の背景について理解できる。
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14週 |
ファシズムの台頭 Ⅰ |
ファシズム国家成立の背景について理解できる。
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15週 |
ファシズムの台頭 Ⅱ |
ファシズム国家の内外の政策の特徴について理解できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
第二次世界大戦 Ⅰ |
なぜ再び大戦が起きたのか、主たる要因を理解できる。
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2週 |
第二次世界大戦 Ⅱ |
大戦の経過を理解できる。
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3週 |
ナチスの時代 |
なぜワイマール共和国のドイツにナチス政権ができたのか、理解できる。
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4週 |
ホロコースト Ⅰ DVD上映Ⅰ |
残忍なユダヤ人迫害と殺戮を映画を通して知り、その原因のいくつかを理解できる。
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5週 |
ホロコースト Ⅱ DVD上映Ⅱ |
同上
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6週 |
戦後のドイツ |
戦後ドイツの第二次大戦に関する歴史認識と周辺諸国との関係を理解できる。
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7週 |
東西冷戦と核兵器 |
冷戦のもたらしたものと核兵器の恐怖を理解できる。
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8週 |
アメリカ黒人の歴史 Ⅳ |
1964年の公民権法成立の意義と、黒人の現状について理解できる。
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4thQ |
9週 |
ベトナム戦争 |
ベトナム戦争を通してアメリカの外交の特徴と問題点を理解できる。
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10週 |
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教 |
世界の中心的宗教について、歴史的に概観できる。
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11週 |
第一次世界大戦後の西アジア |
第一次世界大戦中のイギリスの西アジア政策と後に与えた影響を理解できる。
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12週 |
第二次世界大戦後の中東Ⅰ |
イスラエル建国と中東戦争、パレスチナ問題のあらましを理解できる。
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13週 |
第二次世界大戦後の中東Ⅱ |
第二次世界大戦後の欧米・ソ連と中東諸国との関係の基本を理解できる。
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14週 |
現代の世界情勢 |
特に重要な世界情勢の基礎を理解できる。
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15週 |
まとめ |
1年間の授業の重要なポイントを理解できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 2 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 2 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 2 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 2 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 1 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 1 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 1 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 2 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 2 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 2 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 2 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |