健康で活力のある心身の獲得とその維持は、本校在学中のみならず、卒業後も自身の生活の基盤となる。保健体育では、15歳~20歳の年代の身体的、精神的な特徴を理解し、各種の運動の実践を通じて、自己の身体への認識を深め、健康・体力・運動能力の保持・増進を図るとともに、生涯にわたる運動習慣の獲得を目指す。また、ルールや規則を守りながら行動する習慣を身につけ、運動を通じて健康な人間関係を保つコミュニケーション能力を養うことも目標とする。
概要:
基礎体力作りを目的とした運動や、個人技能・集団技能・対人技能といったいろいろな種目の基本動作を中心とした運動。健康と運動の関係を理解し、卒業後も生涯スポーツとして運動を継続できるよう全員が楽しめるような競技運営ができるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
通年を通して授業は週1回開講。後期はAとBのふたつの種目を交互に隔週で行う場合と、共通で行う場合がある。
授業内容は前学年までに授業があった種目についてはゲーム中心で、初出の種目については基本練習から始めて最終的にゲームを行う。種目よって実技テストを課すことがある。
なお、天候、授業実施場所の状況等何らかのやむを得ない事情がある場合、授業内容を変更することがある。
注意点:
天候等の理由により屋外種目実施が困難な場合は雨天種目を行う。この場合、雨天種目として用意されているバレーボールおよびバドミントンを交互に行う形で実施する。なお、悪天候が続き、予定されていた雨天種目を完了してしまった場合、それ以降はそれまでの流れのままバレーボールとバドミントンを交互に行い、それを雨天時に実施予定となっていた種目の振替種目として扱うこととする。雨天種目の実施に伴い実施種目が前後することがある。
体操服またはそれに準ずるスポーツウェアを着用すること。また、体育館実施種目は体育館シューズ、屋外実施種目は運動靴を着用すること。
見学する場合は事前に見学カードに必要事項を記入し、担当教員へ提出すること。腕時計、アクセサリーは身に着けないこと。
体育という科目の特性上、授業への参加状況(服装、指示通りのことを行うといった態度等)も下記の「参加状況」における評価対象となるので留意すること。
新型コロナウイルス対応等が必要となった場合は授業内容等を変更することがある。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |