環境都市工学通論

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 環境都市工学通論
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 五十畑弘:よくわかる最新土木技術の基本と仕組み/澤孝平他:シビルエンジニアリングの第一歩,コロナ社
担当教員 鶴巻 峰夫,平野 廣佑,青木 仁孝,横田 恭平

到達目標

①環境都市工学の枠組みと各テーマの概要が理解できる.(A)
②テーマについてインターネットや資料を調べて適切に回答できる.(A)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
環境都市工学の技術者としての専門性環境都市工学技術者の社会的役割と責任を理解でき、行動に反映できる。環境都市工学技術者の社会的役割と責任を理解できる。環境都市工学技術者の社会的役割と責任を理解できない。
環境都市工学分野の業務と成果環境都市工学分野の業務と成果の内容が理解し、説明できる。環境都市工学分野の業務と成果の内容が理解できる。環境都市工学分野の業務と成果の内容が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
・環境都市工学分野の専門教育を受ける前提となる基礎知識や、社会的責任等について学ぶ。
・与えられた課題に対して教科書やインターネット等で自ら調べてレポートにまとめる。
授業の進め方・方法:
講義とWebを利用した課題に対する自主的な調査にもとづいて、課題に対するレポートを作成する。
注意点:
教科書(よくわかる最新土木技術の基本と仕組み)は、13及び14週目に利用するので、持参すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 環境都市工学エンジニアに求められる基本的事項(1) シラバスの説明,環境都市工学の特徴と持続可能な社会実現に向けた環境都市工学の役割を理解する。
2週 環境都市工学エンジニアに求められる基本的事項(2) 環境都市工学分野の仕事の種類と特徴と,仕事をこなしていく上で必要な技術者としての倫理や法令遵守の必要性について理解する。
3週 環境都市工学エンジニアに求められる基本的事項(3) 環境都市工学エンジニアの仕事の種類,内容を理解する。業務における知的財産の取扱の基礎と,それを生み出すための基本的技法を理解する。
4週 環境都市工学エンジニアに求められる基本的事項(4) 環境都市工学エンジニアの仕事をする上で必要となる資格について理解する。
5週 地盤環境(1) 地盤環境とは何かを知る。
6週 地盤環境(2) 地盤環境の現状と問題点を知る。
7週 地盤環境(3) 地盤環境の改善技術を知る。
8週 地盤環境(4) 地盤環境の実務について知る。
2ndQ
9週 環境工学(1) 水環境・廃棄物問題について知る。
10週 環境工学(2) 水環境・廃棄物問題について知る。
11週 環境工学(3) 水環境・廃棄物問題の対策技術を知る。
12週 環境工学(4) 水環境・廃棄物問題の対策技術を知る。
13週 土木の基本事項および材料工学の基本 生活の中の土木技術・いろいろな社会基盤施設・インフラをつくる材料
14週 構造力学・土質力学・水理学の基本 構造物に働く力・土と構造物・河川と水の動き
15週 期末試験期間中
16週 試験返却及び解説 試験返却及び解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3前1,前2,前3,前4
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3前1,前2,前3,前4
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3前1,前2,前3,前4
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3前1,前2,前3,前4
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3前1,前2,前3,前4

評価割合

課題試験相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75250000100
基礎的能力75250000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000