設計製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 設計製図Ⅱ
科目番号 0061 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 (1)適宜プリント等を配付する、(2)【教科書】新田保次 監修 / 松村暢彦 編著「図説わかる土木計画」(学芸出版社)、
担当教員 鶴巻 峰夫,伊勢 昇

到達目標

与えられた設計条件に基づいて、所定の期日までにレポート等を完成・提出できる(C-1)計算書等を解読し、設計に反映させる。計算を正確に行う。計算の過程・手順について説明できる(C-1)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
作業の迅速性与えられた設計条件に基づいて、所定の期日までに余裕を持ってレポート等を完成・提出できる基づいて、所定の期日までにレポート等を完成・提出できる基づいて、所定の期日までにレポート等を完成・提出できない
設計計算計算の過程・手順について説明でき,計算を正確に行える計算の過程・手順について理解でき,計算を正確に行える計算の過程・手順について理解できない.または,計算を正確に行えない

学科の到達目標項目との関係

C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(1)下水道終末処理施設の設計方法を学ぶ。
(2)地域まちづくりのデザイン提案を通じて、地域の課題の発見とその解決のための方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
(1)演習を中心に行う。図面や報告書の作成、小テスト、およびプレゼンテーションを行う。
(2)演習を中心に行う。調査研究報告書の作成及びプレゼンテーションを行う。
注意点:
COC
【事前学習】
次回の講義までに必要な資料の収集・整理を行うこと
【事後学習】
 講義の受講の結果を勘案し、資料の修正・整理を行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション:下水道施設の構成と下水道計画の概要 下水道施設の構成と下水道計画の概要が理解できる。
2週 設計計算:流入水量・流入水質・放流水質 処理区の計画流入水量、水質が設定できる。
3週 設計計算:下水処理施設の物質収支 対象地域の市町村と処理区が設定できる。
4週 設計計算:水処理処理槽の容量計算(1) 水処理過程の水槽の容量計算ができる。
5週 設計計算:水処理処理槽の容量計算(2) 汚泥処理過程の水槽の容量計算、脱水機の機能計算ができる。
6週 設計図面の作成 処理フロー図 処理方式を理解して、フロー図の作成ができる。
7週 設計図面の作成 平面配置図 設計計算の結果に基づいて平面配置図が作成できる。
8週 報告書の作成 設計計算、図面作成の成果を報告書としてまとめることができる。
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 土木計画学概説、研究課題の設定
土木計画学について説明できる
2週 調査研究のフレームワーク設定、担当業務の割り当て
3週 グループディスカッション
様々な資料を収集・整理し、説明ができる。
4週 グループディスカッション 様々な資料を収集・整理し、説明ができる。
5週 グループディスカッション、調査研究報告書の作成
様々な資料を収集・整理し、説明ができる。また、調査研究報告書を作成できる。
6週 調査研究報告書の作成、プレゼンテーション資料の作成
調査研究報告書及びプレゼンテーション資料を作成できる。
7週 調査研究報告書の提出、調査研究成果の発表 グループの研究活動成果を分かりやすく発表できる。
8週
中間試験期間
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

報告書プレゼンテーション図面等レポート合計
総合評価割合120204020200
下水道終末処理施設の設計4004020100
地域まちづくりのデザイン提案802000100