到達目標
(1)統計的な判断が必要な事象についてEXCELを利用して解析することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
統計的な判断が必要な事象についてEXCELを利用して解析することができる。 | 統計的な判断が必要な応用的な事象についてEXCELを利用して解析することができる。 | 統計的な判断が必要な基礎的な事象についてEXCELを利用して解析することができる。 | 統計的な判断が必要な事象についてEXCELを利用して解析することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般に品質の判断や経営の計画を立案するために統計学は利用されている。環境都市工学科においても、コンクリートの品質管理、都市計画の最適な方法の提案、今後の気象予測などに統計学は利用されている。これらに利用される統計をマイクロソフト社のソフトであるEXCELを用いて習い、利用できるようになることが本科目の目的である。
授業の進め方・方法:
毎回,課題を提示し,その課題を解決する方法を説明しExcelを用いて計算を行う.
注意点:
これまでの情報、特にEXCELを利用した科目の復習をしておくこと。基本的な関数は熟知しているものとして授業を行う。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション,統計学を学ぶ必要性について |
シラバスの説明,統計学を学ぶ必要性を理解する
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2週 |
データの全体像をつかむ1 |
データのレンジ,平均値,中央値,最頻値について理解する
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3週 |
データの全体像をつかむ2 |
データの分散と標準偏差について理解する。異なる単位のデータの比較について理解する
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4週 |
データ同士の関係をつかむ1 |
要因分析について理解する
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5週 |
データ同士の関係をつかむ2 |
主成分分析について理解する
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6週 |
全数データと一部データの関係をつかむ1 |
標本平均値のデータ分布と母集団のデータ分布との関係について理解する
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7週 |
全数データと一部データの関係をつかむ2 |
抽出したデータの分散について理解する
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8週 |
中間試験 |
中間試験を実施する
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4thQ |
9週 |
データの形を知る1 |
期待値について理解する
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10週 |
データの形を知る2 |
標本平均値の分布が正規分布に近似することを理解する
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11週 |
少ない情報で全体を推定する1 |
幅を持たせた母平均の推定方法について理解する
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12週 |
少ない情報で全体を推定する2 |
t分布について理解する
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13週 |
偶然と必然の分かれ道1 |
実例として、リニューアルで売り上げが伸びるのかを判断する方法を理解する。
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14週 |
偶然と必然の分かれ道2 |
実例として、給料が上がったのかを判断する方法を理解する。
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15週 |
期末試験期間 |
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16週 |
試験返却・解説 |
試験返却,解説を行う
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |