到達目標
学習目的:国家の役割を理解していく中で,日本社会の有り様を把握していくとともに,それらの国家が創り出す国際関係についても論究していく。
到達目標:
1.日本国憲法の特殊性を理解できる。
2.日本国憲法の人権保障について理解できる。
3.日本国憲法の統治機構について理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本国憲法の特殊性を、歴史的、比較法的に理解できる。 | 日本国憲法の特殊性を大まかに理解できる。 | 日本国憲法の特殊性の基礎を理解できていない。 |
評価項目2 | 日本国憲法の人権保障について、歴史的、比較法的に理解できる。 | 日本国憲法の人権保障を大まかに理解できる。 | 日本国憲法の人権保障の基礎を理解できていない。 |
評価項目3 | 日本国憲法の統治機構について、歴史的、比較法的に理解できる。 | 日本国憲法の統治機構を大まかに理解できる。 | 日本国憲法の統治機構の基礎を理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般・専門の別・学習の分野:一般・人文・社会
必修・履修・履修選択・選択の別:履修選択
基礎となる学問分野:法学/政治学
学科学習目標との関連:本科目は一般科目学習目標「(5)国際性に富んだ人材を育成するための幅広い教養を身につける」に相当する科目である。
技術者教育プログラムとの関連:本科目が主体とする学習・教育到達目標は「(F)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成,F-2:発表や討論をとおして,相手の考え方や知識の相互理解ができること」である。
授業の概要:国際化の時代において,国家の役割は相対的に低下しつつあるとは言え,それに代わる権力組織は存在しない。その働きを,憲法という視点からを探っていく。
授業の進め方・方法:
授業の方法:テキスト・資料などを適量に分けて報告者に割り振っていく。報告者の報告をもとに,質疑応答を展開する。
成績評価方法:
100%=前期末試験80%+予習用レポート10% +課題レポート10%
再試は実施しない。
注意点:
履修上の注意:本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。
履修のアドバイス:「黙っていても,技術で喰っていける」時代は過ぎ去った。最低限の表現能力は,身につけよう。
基礎科目:政治経済(2年),現代社会と法(4年)
関連科目:人間と歴史(5年)
受講上のアドバイス:
「沈黙は金」ではなく「沈黙は成績不可への道」と思って,積極的に発言しよう。そのために,次週報告範囲の事前レポートをしっかり作成してこよう。そのために,教科書を事前にしっかりと読もう。そうした「予習」をやりやすくするために,比較的わかりやすい論理の本を教科書に選んだ。こうして,君の文章読解力も鍛えられるという高専最終学年にふさわしいオールラウンド型の講義となる。遅刻が多くなった場合は,その時点で,指示を出します。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 報告者の決定 |
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2週 |
テキストの報告 |
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3週 |
テキストの報告 |
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4週 |
テキストの報告 |
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5週 |
テキストの報告 |
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6週 |
テキストの報告 |
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7週 |
テキストの報告 |
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8週 |
テキストの報告 |
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4thQ |
9週 |
テキストの報告 |
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10週 |
テキストの報告 |
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11週 |
テキストの報告 |
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12週 |
テキストの報告 |
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13週 |
テキストの報告 |
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14週 |
テキストの報告 |
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15週 |
後期末試験 |
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16週 |
後期末試験の返却と解答解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |