電子制御工学基礎

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電子制御工学基礎
科目番号 1923005 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:なし。必要に応じてプリントを配布する。
担当教員 吉田 哲哉

到達目標

(1)電子制御工学科の各分野の学習に前に、必要となる基礎的な知識・技術・考え方などを理解する。
(2)学習内容は、技術の進展と環境問題、アイデアの発想、事故防止、報告書の作成、図面の表し方などである。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1技術の進展、環境問題や循環型社会の実現、技術者に求められる倫理について、説明することができる。技術の進展、技術者に求められる倫理について、説明することができる。技術の進展、技術者に求められる倫理について、説明することができない。
評価項目2アイデアの発想方法と権利について、説明することができる。アイデアの発想方法について、説明することができる。アイデアの発想方法について、説明することができない。
評価項目3安全に作業をすることについて、リスクアセスメントを含め説明することができる。安全に作業をすることについて説明することができる。安全に作業をすることについて説明することができない。
評価項目4実験データを整理し、グラフ化し報告書を作成することができる。実験データを整理し、報告書を作成することができる。実験データを整理し、報告書を作成することができない。
評価項目5基礎的な図形の作図、第3角法による作図、等角図による作図ができる。基礎的な図形の作図、第3角法による作図ができる。基礎的な図形の作図、第3角法による作図ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1) 本科目で、専門分野の知識・技術を学習する前に、必要となる基礎的な知識・技術・考え方などの基礎能力を習得する。
(2) 学習内容は、人類と技術と課題、アイデアの発想方法、事故防止、報告書の作成、製図の基礎知識などである。
授業の進め方・方法:
演習として様々な図面の作図を行い、本科目の理解を深める。
注意点:
(1)シラバスの項目・内容を確認しておくこと。
(2)小テストを実施するので、授業で学んだ後の復習を欠かさないこと。
(3)復習課題を出題するので、必ず期限内に提出すること。
(4)製図用具、電卓等、指示されたものを持参すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1. 人類と技術と課題 1-(1) 技術の進展と産業革命ついて説明できる。
2週 1. 人類と技術と課題 1-(2) 技術の進展と環境問題、循環型社会について説明できる。
3週 1. 人類と技術と課題 1-(3) 技術者に求められ倫理について説明できる。
4週 2. アイデアの発想方法 2-(1) 知的財産について説明できる。
5週 2. アイデアの発想方法 2-(2) アイデアの発想方法について説明できる。
6週 3. 事故防止 3-(1) 事故防止と安全作業について説明できる。
7週 4. 報告書の作成 4-(1) 報告書の作成方法について説明できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 5. 製図の基礎 5-(1) 基本的な作図ができる。
10週 5. 製図の基礎 5-(1) 基本的な作図ができる。
11週 5. 製図の基礎 5-(2) 平面曲線を作図できる。
12週 5. 製図の基礎 5-(3) 展開図を作図できる。
13週 5. 製図の基礎 5-(4) 第三角法を理解し、投影図を作図できる。
14週 5. 製図の基礎 5-(4) 第三角法を理解し、投影図を作図できる。
15週 5. 製図の基礎 5-(5) 等角投影法を理解し、等角図を作図できる。
16週 学年末試験答案返却・解説

評価割合

定期試験小テストレポート・課題発表成果品・実技その他合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力400000040
専門的能力20202000060
分野横断的能力0000000