概要:
電子制御工学科の学生として、理工系の英語に慣れ親しんでもらうために、電気・電子の基礎的事項に関する英文を読むことで、専門分野に関する英語表現・語彙力を充実させ、さらには英語による論文・資料を読み解く力を身につける。
授業の進め方・方法:
(1) この授業の主眼は「読解」にある。学生は授業で日本語訳などの発表をおこなう機会がある。
(2) 事前の予習をしっかりおこなうこと
(3) 語彙・表現などの暗記事項は授業で指示し、定期的に小テストか課題で確認をおこなう。
(4) 課題を支持した場合は必ず期限までに提出すること。
注意点:
(1) 教科書、辞書、ノート、配布したプリントを必ず持参すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.ガイダンス |
1-(1) シラバスを用いて、授業の進め方や課題への取り組み方を理解する。
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2週 |
2.シーケンス制御 |
2-(1) シーケンス制御に使われる電気用図記号について英名を理解する。 2-(2) シーケンス制御記号について英名を理解する。
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3週 |
2.シーケンス制御 |
2-(3) 制御機器を表す記号について英名を理解する。
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4週 |
3.Technology and Society |
3-(1) 技術と社会についての英文を基に、工業英語の文章表現を身につける。
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5週 |
3.Technology and Society |
3-(2) 技術的な専門用語を含む現代社会での課題に関する文献から、その内容理解と考えを深める。
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6週 |
4. 電気工学基礎 |
4-(1) 英語で記述された電気回路の解法に関する説明が理解できる。 4-(2) 電気磁気学の諸現象や法則等に関する英文の説明が理解できる。 4-(3) 電気回路や電気磁気学の基本的な法則について英語で説明できる。
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7週 |
5.Digital Multimeter |
5-(1) 測定器の取扱いに関する英文を読み、和訳することができる。 5-(2) 和訳した文章を原文と比較し、既知の知識を基に間違いを訂正することができる。
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8週 |
6.Environment and Energy |
6-(1) 環境問題・エネルギー問題に関する話題を英語で理解する。
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2ndQ |
9週 |
6.Environment and Energy |
6-(2) 英語の理解する中で、専門用語・英語特有の表現を取り上げて技術英語の特徴を理解する。
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10週 |
7.制御工学英語基礎 |
7-(1) 制御理論の専門英語基礎。
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11週 |
7.制御工学英語基礎 |
7-(2) フィードバック制御に関する専門英語を学習する。
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12週 |
8. Information Technology |
8-(1) スラッシュ読みの必要性が理解できる。
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13週 |
8. Information Technology |
8-(2) 文法を探りながら、予測しながら読む必要性が理解できる。
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14週 |
9.現在の先端的事例について |
9-(1) 今日取りあげられる先端的事例について英語で理解する。
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15週 |
9.現在の先端的事例について |
9-(2) 専門用語および科学的表現を身につける。
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16週 |
10.接着剤の取扱説明書 |
10-(1) 最新の接着剤について英語で理解する。 10-(2) 専門用語および科学的表現を身につける。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | 前4 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | 前5 |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | 前14 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | 前15 |