概要:
測量の授業と並行して、測量機器の構造・取り扱い、使用方法を熟知させ、実習を通じて測量の理解を深めることを目的とする。班編成は、作業に必要最小限の3〜4名とし、各人それぞれが必ず測量機器を操作することにより、個人の実力の向上を求める。適宜、機器の操作テストを行うことにより、実践能力の向上に努める。本実習は、就職、進学および資格取得に関連する。また、グループ作業を通じて、コミュニケーション能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
各測量ごとに1〜5週ずつ実習を行い、実習内容をレポートにまとめて提出する形でひとつの実習が完了する形となる。実習は3〜4名の班で行うものとする。
注意点:
卒業時に「測量士補」の資格取得を申請するために本実習の単位が必要である。環境都市工学科の基礎となるので、充分理解すること。授業中、随時質問を受け付けるので適宜相談すること。課題は授業内で終了できるように計画されているので、授業中自らの役割を認識し、班で協力して取り組むことが肝要である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 建設系分野【実験・実習能力】 | 建設系【実験実習】 | 平板測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 4 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
距離測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 4 | 前2 |
トラバース測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 4 | 後9,後10,後11,後12 |
水準測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 4 | 前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8 |