到達目標
各種センサの原理、活用ができるようになることのほか、計測データを活用できる能力を習得すること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各種センサの原理の理解に基づき、計測システムの解析・設計が出来る | 各種センサの原理の理解に基づき、簡単な計測システムの解析が出来る | 各種センサの原理の理解に基づき、既存の計測システムが説明できる |
評価項目2 | 統計処理や数値解析によって、データを適当な分析でき、説明できる | 統計処理や数値解析によって、データを適当な手法で分析できる | 統計処理や数値解析によって、データを指定された手法で分析できる |
学科の到達目標項目との関係
到達目標C 1
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JABEE d-1
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教育方法等
概要:
メカトロニスク設計に必要不可欠な各種センサ、センシング技術等を理解するため、本授業では超音波センサ技術、画像計測技術、デジタル信号処理手法を解説するほか、学生自身がこれまでに培ったセンサ、信号処理に関する知識を実践しさらなる理解を深める。さらに、簡単な計測データの解析を行い、計測データの扱い方について理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。
授業内容を理解するために予習復習が必須である。
実践課題では、計画的に取り組むこと。
この科目は学修単位科目のため、年間15時間の自学自習を必要とします。自学自習時間の目安は次の通りです。
事後学習(理解度チェックなど):4時間
課題の実施(レポート):6時間
試験勉強:5時間
注意点:
(最終評価)=試験(60%)+レポート(10%)+発表(30%:相互評価10%)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション、超音波の基礎 |
超音波の基礎を説明できる。
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2週 |
超音波センサ |
空気中における超音波による各種測定法を説明できる。
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3週 |
レンズによる拡大 |
画像計測で用いられるレンズによる拡大手法について説明できる。
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4週 |
カメラの撮像素子 |
画像計測デバイス(CCDカメラ等)の仕組みについて説明できる。
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5週 |
画像処理 |
グレースケール変換、二値化、各種フィルタ、ラベリングについて説明できる。
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6週 |
画像計測 |
透視変換、キャリブレーション手法について説明できる。
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7週 |
デジタルフィルタ(1) |
FIRフィルタについて概要を説明できる。
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8週 |
デジタルフィルタ(2) |
IIRフィルタについて概要を説明できる。
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4thQ |
9週 |
多変量解析 |
主成分分析を用いた多変量解析を行うことができる。
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10週 |
統計解析 |
カイ二乗分布、t検定を行うことができる。
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11週 |
データ解析 |
クラスタリングの手法を説明することができる。
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12週 |
演習問題 |
演習問題によってここまでの内容の理解度を深めるレレポート(10%)
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13週 |
試験 |
試験を実施し講義内容の理解度を確認する 試験(60%)
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14週 |
活用事例(1) |
各種センサ、信号処理手法を活用してプレゼンテーションを行う。発表(30%)
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15週 |
活用事例(2) |
前回の続き
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16週 |
まとめ |
講義のまとめを行う
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 発表 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 10 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 5 | 15 |
専門的能力 | 20 | 0 | 15 | 35 |
分野横断的能力 | 30 | 10 | 10 | 50 |