情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 41026 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 情報リテラシーの基礎(切田節子、近代科学社)
担当教員 杉本 憲司

到達目標

1)情報倫理ガイドライン、セキュリティー管理規定の概要が全て説明できる。
2)コンピュータの基本的な操作を説明し、使うことができる。
3)ワープロソフトの機能を説明し、使うことができる。
4)表計算ソフトの機能を説明し、使うことができる。
5)プレゼンテーションソフトの機能を説明し、使うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報倫理ガイドライン、セキュリティー管理規定の 概要が全て説明できる。 情報倫理ガイドライン、セキュリティー管理規定の 概要が説明できる。 情報倫理ガイドライン、セキュリティー管理規定の 概要を説明することができない。
評価項目2基本ソフト(Windows)の設 定及びファイル管理につ いて全て説明と使用する ことができる。 基本ソフト(Windows)を 使ったアプリケーションの 利用方法について説明 及び使用することができ る。 基本ソフト(Windows)の起 動及び終了方法につい て説明及び使用すること ができない。
評価項目3ワープロソフトの機能について5つ以上説明でき、使用することができる。 ワープロソフトの機能について3つ以上説明でき、使用することができる。ワープロソフトの起動及び終了方法について説明及び使用することができない。
評価項目4表計算ソフトの機能について5つ以上説明でき、使用することができる。表計算ソフトの機能について3つ以上説明でき、使用することができる。 表計算ソフトの機能について全く説明できず、使用することもできない。
評価項目5プレゼンテーションソフトの機能について5つ以上説明でき、使用することができる。プレゼンテーションソフトの機能について3つ以上説明でき、使用することができる。 プレゼンテーションソフトの機能について全く説明できず、使用することもできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報処理の入門として、まず、コンピュータによるネットワーク構築について説明する。更に、パソコンやキーボードの使用に慣れ親しんでもらい、その中でワープロやプレゼンテーションなど基本的なアプリケーションソフト(主にMicrosoft Office)の使用方法を紹介する。
授業の進め方・方法:
情報化社会が進んでおり、連絡手段や学習方法がますますパソコンを使用する時代になっています。そのため、情報の取り 扱いについてしっかりと学んてでもらい、被害者や気づかないうちに加害者にならない様に情報処理Iの授業で学んで下さい。 また、現在はメール、ワーフプロ、表計算、プレゼンテーション全てをパソコンで行うことができます。これらの操作方法や使用 ルールが分からないと、卒業研究や社会人になったときに非常に困ります。 今回の授業でこれらの方法やルールを少しでも身につけてもらえればと思います。
注意点:
情報処理Iは演習の授業であるが、教科書、記録用のノート、筆記用具、USBメモリーを持参するようにする。演算室の基本的な使用方法や情報リテラシーについて習得する。情報処理の最初の授業ということで、基本ソフト、ワープロソフト、表計算ソ フト、プレゼンテーションソフトについて基本的な操作方法を説明し、今後の情報処理の関連授業で必要な基本的な内容を習 得する必要がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 情報倫理Ⅰ 本講義のアウトライン、パソコンの基本操作、コンピュータセキュリティーについて理解できる。
2週 Windows入門I スタートメニューの利用、基本操作、アクセサリ、ファイル管理について理解できる。
3週 日本語ワープロI ワープロのしくみと特徴、基本操作について理解できる。
4週 日本語ワープロII ワープロの文書編集について理解し、文章作成することができる。
5週 表計算Ⅰ 表計算のしくみと特徴、基本操作について理解できる。
6週 表計算Ⅱ 表計算の関数を使って、計算をすることができる。
7週 プレゼンテーション プレゼンテーションソフトの基本操作について理解できる。
8週 定期試験 全範囲の試験を実施する
2ndQ
9週 試験返却 定期試験を返却し解説する
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3

評価割合

試験レポート態度合計
総合評価割合40555100
基礎的能力400545
専門的能力055055