情報システム論Ⅰ

科目基礎情報

学校 宇部工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報システム論Ⅰ
科目番号 53018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 経営情報学科 対象学年 3
開設期 3rd-Q 週時間数 4
教科書/教材 情報処理教科書 出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント テキスト&問題集 2020年版(翔泳社)
担当教員 伊藤 勉

到達目標

・情報セキュリティの重要性と、そのマネジメントをシステムとして理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
経営管理、経営戦略、機密管理情報セキュリティの重要性と情報化と企業活動について理解し、応用させることができる。情報セキュリティの重要性と情報化と企業活動について理解し、説明することができる 情報セキュリティと企業活動に関する基本的概念を理解できる。情報セキュリティの重要性を理解できない。
プロジェクトマネジメント、情報セキュリティマネジメントプロジェクトマネジメントや情報セキュリティマネジメントのプロセスについて活用することができる。プロジェクトマネジメントや情報セキュリティマネジメントのプロセスについて理解することができる。セキュリティマネジメントのプロセスを理解できるセキュリティマネジメントのプロセスを理解できない
ハードウェア、ソフトウェア情報技術、ネットワーク、セキュリティに関する幅広い知識を理解できる情報技術、ネットワークに必要な計算をすることができセキュリティについて理解できる。情報技術、ネットワーク、セキュリティの基礎を理解できる。情報技術、ネットワーク、セキュリティを理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・情報管理、情報技術に関する基礎的な知識を講義する。
授業の進め方・方法:
・テキストの内容説明(座学)
・教員が用意する補足資料
・課題への取り組み
注意点:
・情報管理、情報技術の知識を習得すること。
・国家資格である情報セキュリティマネジメント試験にも対応しておりますのでスキルアップのためにどんどん資格を取得してほしい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 情報セキュリティとは ・ガイダンス
・概要を理解できる
2週 サイバー攻撃手法 ・サイバー攻撃の概念を理解できる
・攻撃者の考え方を理解する
3週 暗号と認証 ・暗号化技術の重要性と種類を把握する。
4週 情報セキュリティ製品 ・情報セキュリティに活用できる製品に関して、一般論を理解する。
・第3章の例題を理解できる
5週 情報セキュリティ対策 ・情報セキュリティ対策の手法を理解する。
6週 情報セキュリティ管理 ・攻撃、防御を理解したうえで、情報セキュリティをシステムとして管理する方法を学ぶ。
7週 期末試験
8週 試験返却 ・試験返却を通して、全体の理解を深める。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4後1
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4後2,後3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。5後4
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3後2
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。5後1,後5
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。5後3,後5
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している5後2,後3,後5
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。5後2,後3,後5
専門的能力分野別の専門工学経済・ビジネス系分野情報管理企業経営と情報システムの関係について説明できる。3後1
経営情報システムの設計・開発・管理方法について説明できる。4後4,後6
情報通信技術とビジネス・プロセスの革新について説明できる。3後4,後6

評価割合

試験小テスト課題合計
総合評価割合80020100
知識の基本的な理解600060
思考・推論・創造への適用力200020
汎用的技能0000
態度・志向性(人間力)002020
総合的な学習経験と創造的思考力0000