| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
線形計画法 | ・線形計画法を用いて輸送計画問題へ応用し、最適コスト、輸送ルートを求めることができる。
・双対問題を理解し、最大化問題を最小化問題、最小化問題を最大化問題にすることができる。 | ・シンプレックス法で求めた解とグラフで用いて求めた解を比較し、違いを理解できる。
・目的関数や制約条件によって変動する最適解の変化について理解できる。
・罰金法を用いて、線形計画の解を求めることができる。 | ・グラフを用いて最大化問題の解を求めることができる。
・生産計画を用いて計画式を立案することができる。
・シンプレックス法で解くために必要な標準式を立案することができる。
・シンプレックスを用いて解を求めることができる。 | ・線形計画法が全く理解できない。 |
日程計画法
| ・変更が生じるスケジュールでもES/LF表、Action表を作成することができる。
・複数存在するクリティカルパスやリミットパスを求めることができる。 | ・スケジュール管理で使用する ES/LF表、Action表を作成することができる。
・クリティカルパスの経路、値を求めることができる。
| ・日程計画法の概要を理解することができる。
・作業リストにある先行作業から、アローダイヤグラムを立案することができる。
| ・日程計画法が全く理解できない。 |
AHP | ・ウエイトの妥当性を評価することができる。 | ・主観的にウエイトを割り当てて、幾何平均を計算することができる。
・計算した幾何平均から総合得点を求めて、意思決定をおこなうことができる。 | ・意思決定の概念を理解できる。 | ・AHPを理解することができない。 |
待ち行列理論 | ・利用率とサービス率がサービス窓口の変化によって及ぼす影響性について把握できる。
・やや複雑な待ち行列モデルを理解できる。
・待ち行列の事例を理解し、性能評価をおこなうことができる。
・サプライチェーン、生産管理などの概念に応用することができる。 | ・サービス窓口が二つ以上の場合の性能評価ができる。 | ・待ち行列の基本概念を理解できる。
・サービス窓口が一つの場合の性能評価ができる。 | ・待ち行列理論について理解できない |
在庫管理 | ・定量的発注方式、定期発注方式の特徴を理解できる。
・発注量を求めることができる。
・代表的な需要予測の方法である移動平均法、指数平滑化を用いて予測量を求めることができる。
・予測の違いについて理解できる。 | ・新聞売り子問題を理解して、在庫量や発注量などを求める関係式を導くことができる。 | ・在庫管理の概念を理解できる。
・サプライチェーンの概要を理解できる。
・経済発注量モデルから最適発注量の定式化をすることができる。
| ・在庫管理が全く理解できない。 |
プロジェクトマネジメント | ・プロジェクトに変化が生じた場合に必要な追加人員、日数などを求めることができる。
・出来高管理システムについて概要を把握できる。
・出来高管理システムを用いてスケジュールの遅れ、コスト超過などの指標を求めることができる。 | ・プロジェクトに必要なコストや日数、人員を求めることができる。 | ・プロジェクトマネジメントの概要を理解できる。 | ・プロジェクトマネジメントが全く理解できない。 |