到達目標
化学の基本知識を修得し、自らの工学分野に応用できる。さらに、その過程で、自然現象を系統的・論理的に考えていく能力を養い、広く自然の諸現象を科学的に解明するための化学的な見方、考え方を身につける。
化学と人間生活、物質の構成、物質の変化について理解し、説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 様々な化学と人間生活について説明できる。 | 基本的な化学と人間生活について説明できる。 | 基本的な化学と人間生活について説明できない。 |
評価項目2 | 様々な物質の構成について説明できる。 | 基本的な物質の構成について説明できる。 | 基本的な物質の構成について説明できない。 |
評価項目3 | 様々な物質の変化について説明できる。 | 基本的な物質の変化について説明できる。 | 異本的な物質の変化について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE J(03)
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本校 (1)-a
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情報 (4)-a
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教育方法等
概要:
化学と人間生活、物質の構成、物質の変化について学習する。
授業の進め方・方法:
ホームルーム教室にて講義形式により行う。
適宜、演習プリントによる演習課題を行う。
注意点:
授業の予習と復習は必ず行うこと。
課題は必ず締め切り日を守り提出すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
化学と人間生活のかかわり |
化学と現代の社会課題との関連性について説明できる。
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2週 |
物質の成分 |
物質が原子からできていることについて説明できる。 単体と化合物について説明できる。 同素体について説明できる。 純物質と混合物の区別について説明できる。 混合物の分離法について理解し、適切な分離法を選択できる。
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3週 |
物質の三態 |
物質を構成する分子・原子が常に運動していることについて説明できる。 水の状態変化について説明できる。 物質の三態とその状態変化について説明できる。
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4週 |
原子の構造 |
原子の構造(原子核・電子)や原子番号、質量数について説明できる。 同位体・放射性同位体について説明できる。
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5週 |
電子配置 |
原子の電子配置について電子殻を用いて書き表すことができる。 価電子の働きについて説明できる。
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6週 |
元素の周期表 |
原子番号と価電子の数との関係について考えることができる。 元素の性質について価電子と周期律から考えることができる。
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7週 |
イオンとイオン結合 |
電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。 イオンの化学式とイオンの名称について説明できる。 代表的なイオンを化学式で表すことができる。 イオン結合について説明できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
イオンとイオン結合 |
イオン化エネルギーと電子親和力について説明できる。 イオン結晶の性質について説明できる。
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10週 |
共有結合 |
共有結合について説明できる。 構造式や電子式により分子を書き表すことができる。
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11週 |
分子の形 高分子化合物 配位結合 |
分子の形について説明できる。 高分子化合物について説明できる。 配位結合について説明できる。
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12週 |
電気陰性度と分子の極性 分子間力と分子結晶 |
電気陰性度と分子の極性について説明できる。 分子間力と分子結晶について説明できる。
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13週 |
極性と水素結合 共有結合の結晶 |
極性と水素結合について説明できる。 共有結合の結晶について説明できる。
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14週 |
金属結合 |
自由電子と金属結合について説明できる。 金属の性質を説明できる。
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15週 |
金属結晶の構造 化学結合と物質の分類 |
体心立方格子、面心立方格子、六方最密構造について説明できる。 結晶の種類による物質の性質の違いについて説明できる。
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16週 |
前期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
有効数字とその計算方法 |
測定と測定値の取り扱いができる。 適切な有効数字及び単位を用いて物理量を表すことができる。
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2週 |
原子量・分子量・式量と物質量 |
原子の相対質量と原子量について説明できる。 分子量・式量について説明できる。
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3週 |
原子量・分子量・式量と物質量 |
物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。 気体の体積と物質量の関係について説明できる。
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4週 |
溶液の濃度 |
質量パーセント濃度について説明でき、質量パーセント濃度の計算ができる。 モル濃度について説明でき、モル濃度の計算ができる。
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5週 |
化学反応式 |
化学反応式について反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。
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6週 |
化学反応式 |
化学反応式を用いて化学量論的な計算ができる。
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7週 |
化学の基本法則 |
化学の基本法則について説明できる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
酸と塩基 |
酸・塩基の定義(アレニウスの定義、ブレンステッド・ローリーの定義)について説明できる。 酸・塩基の化学式と酸・塩基の価数について説明できる。
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10週 |
酸と塩基 |
電離度と酸・塩基の強弱について説明できる。
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11週 |
pH |
pHについて説明でき、pHと水素イオン濃度の計算できる。
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12週 |
中和 |
中和反応を化学反応式で表すことができる。
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13週 |
中和 |
中和滴定の計算ができる。
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14週 |
酸化と還元 |
酸化と還元の定義について説明できる。
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15週 |
酸化と還元 |
酸化還元反応について説明できる。
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16週 |
学年末試験 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト、レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |