政治経済

科目基礎情報

学校 大島商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 政治経済
科目番号 0038 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『政治経済』東京書籍
担当教員 野本 敏生

到達目標

1.民主政治の基本原理と、日本国憲法の特性について理解し、説明できる
2.資本主義経済の特質や財政・金融などの機能について理解し、説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1民主政治の基本原理と、日本国憲法の特徴を詳細に理解できる民主政治の基本原理と、日本国憲法の特徴を理解できる民主政治の基本原理と、日本国憲法の特徴を理解できない
評価項目2資本主義の特質や財政・金融などの機能を詳細に理解できる資本主義の特質や財政・金融などの機能を理解できる資本主義の特質や財政・金融などの機能を理解できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE J(01) 説明 閉じる
本校 (1)-a 説明 閉じる
情報 (4)-b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代の様々な社会的問題を理解し、その解決策について考察することで、批判的思考力の育成をめざす。
授業の進め方・方法:
教科書を使用しての講義形式で行う。必要に応じて課題を与える。
注意点:
企業人としての技術者には、政治経済の知識が必要不可欠であり、本授業内容の完全理解と自学自習への積極的な取り組みが求められる。授業前日までに教科書を通読し、授業後に家庭で復習することが望ましい。毎回の授業には必ず教科書を持参してください。講義は静かに聴き、質問があれば手を挙げて発言を求めるか、授業後にお願いします。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、民主政治の成立 民主政治の歴史を理解する
2週 基本的人権の確立 人権保障の歴史と意義を理解する
3週 民主政治の基本原理 現代の民主政治の意義を理解する
4週 世界の政治体制 議院内閣制と大統領制の特徴を理解する
5週 日本国憲法の成立 憲法の意義と制定の歴史を理解する
6週 基本的人権の保障①ー平等権と自由権 平等権と自由権の内容を理解する
7週 基本的人権の保障②ー社会権とその他の権利 社会権、その他の権利と国民の義務の内容を理解する
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験返却と解説 試験の解説とまとめを行う
10週 平和主義①ー日本国憲法第9条 憲法第9条の意義を理解する
11週 平和主義②ー自衛隊とアメリカ軍 日本の安全保障体制を理解する
12週 政治機構①ー国会 国会のしくみと課題を理解する
13週 政治機構②ー内閣 日本の議院内閣制の内容を理解する
14週 政治機構③ー司法裁判所 司法裁判所の権限を理解する
15週 地方自治 地方自治制度を理解する
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 経済活動 資本主義経済の内容を理解する
2週 社会主義 資本主義との相違点を理解する
3週 現代の企業 企業の社会的責任を理解する
4週 市場のしくみ 市場の役割を理解する
5週 経済成長と景気変動 経済指標の内容と物価の意義を理解する
6週 金融のしくみ 金融機関の役割を理解する
7週 財政のしくみ 租税制度と財政政策の意義を理解する
8週 中間試験
4thQ
9週 試験返却と解説 試験の解説とまとめを行う
10週 日本経済のあゆ①ー戦後復興と高度経済成長 戦後から高度経済期までの経済史を理解する
11週 日本経済のあゆみ②ー石油危機とバブル経済 石油危機からバブル経済までの経済史を理解する
12週 日本経済のあゆみ③ーバブル経済崩壊後 バブル経済崩壊後の経済史と現代の課題を理解する
13週 消費者問題 消費者問題の内容を理解する
14週 労働問題 労働問題の内容を理解する
15週 社会保障 社会保障制度の内容と課題を理解する
16週 学年末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000100100
基礎的能力90000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000