日本語の表現

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語の表現
科目番号 1195501 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 一般教養 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高専日本語アビリティⅠ・Ⅱ(阿南高専)
担当教員 坪井 泰士,錦織 浩文

到達目標

1. 社会マナー・ルール、敬語・表現ルールの基本を理解し、適切に用いて文章を作成できる。(Ⅰ)
2. 流行語・方言等について関心を持ち,その諸相についての調査をふまえ,エビデンスを示して説明できる。(Ⅱ)

ルーブリック

理想的な到達レベル(優)標準的な到達レベル(良)最低限の到達レベルの目安(可)
到達目標1社会マナー・ルール、敬語・表現ルールの基本を理解し、適切に用いて文章を即応的に作成できる。社会マナー・ルール、敬語・表現ルールの基本を理解し、適切に用いて文章を適切に作成できる。社会マナー・ルール、敬語・表現ルールの基本を理解し、適切に用いて文章を作成できる。
到達目標2他者を尊重する議論を集団としてまとめ、新たな発想や視点を獲得し、自分の思いや考えを整理し深化させるとともに、それらに効果的な手法を効果的に説明できる。他者を尊重する議論を集団としてまとめ、新たな発想や視点を獲得し、自分の思いや考えを整理し深化させるとともに、それらに効果的な手法を適切に説明できる。他者を尊重する議論を集団としてまとめ、新たな発想や視点を獲得し、自分の思いや考えを整理し深化させるとともに、それらに効果的な手法を説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
広範囲な日本語を対象に、より高度な理解、柔軟な発想・思考、豊かな口頭表現を含む効果的なコミュニケーションや主体的な表現ができることを目的とする。
授業の進め方・方法:
LMSにより,講義VTR視聴(テキストを用いた予習・復習を含む),レポート提出(教員による添削指導を含む),チームプロジェクト等を実施する。
実授業は,それらの学習理解をふまえた討論,ファシリテーション,実技等により,振り返りを中心とする。
この科目は学修単位のため,事前・事後学修としてレポート(オンラインを含む),授業VTR視聴(レポートとセット)を課す。
【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
注意点:
LMSの活用環境を整備しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 社会の課題の確認(坪井) ブレーン・ストーミング法・KJ法等を活用し、社会の課題を確認できる。
2週 短歌(錦織) 短歌の基本を説明し、作成できる。
3週 社会の課題の調査①(坪井) 社会の課題について、調査計画書を作成できる。
4週 俳句(錦織) 俳句の基本を説明し、作成できる。
5週 社会の課題の調査②(坪井) 社会の課題について、調査できる。
6週 敬語(錦織) 敬語の基本を説明し、運用できる。
7週 社会の課題の調査②(坪井) 社会の課題について、報告できる。
8週 前期中間試験 学習のまとめ
2ndQ
9週 通信文(錦織) 通信文の基本形について説明し、作成できる。
10週 人間力①(坪井) 社会で求められる分野横断的能力について、行動特性を抽出できる。
11週 電話(錦織) 電話対応の基本を説明し、運用できる。
12週 人間力②(坪井) 社会で求められる分野横断的能力について、行動特性を共有できる。
13週 記録・報告(錦織) 記録・報告の基本を説明し、運用できる。
14週 人間力③(坪井) 社会で求められる分野横断的能力について、行動特性の点から考察できる。
15週 短文(錦織) 短文によって表現内容をまとめることができる。
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3前3,前5,前7,前8
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3前3,前5,前7,前8
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3前12,前13,前14,前15,前16
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3前1,前5,前7
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3前1,前5,前7
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3前3,前5,前7,前8,前9,前10,前11
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3前3,前5,前7,前9,前10,前11
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3前1,前3,前5,前7,前9,前10,前11
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3前1,前3,前5,前7,前9,前10,前11
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3前1,前3,前5,前7,前9,前10,前11

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合45040150100
基礎的能力450300075
専門的能力000000
分野横断的能力001015025