到達目標
1.原子核反応の基礎事項を修得し、基礎的な計算ができる。
2.原子炉の構造に関する基礎事項を理解し、説明できる。
3.原子力発電の特徴を理解し、その経済性および安全性について説明できる。
4.軽水炉の種類と特徴を理解し、それら発電プラントの構造を説明できる。
5.重水炉・ガス冷却炉・高速炉の特徴を理解し、各種発電プラントの構造を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 反射体を持つ原子炉について原子炉方程式を解き、核燃料と形状の関係について説明できる。 | 円筒形の原子炉に関して、1群原子炉方程式を解き、臨界中性子束分布を求めることができる。 | 臨界中性子束分布を求めることができない。 |
評価項目2 | 原子炉の構造と、その各部材の役割について説明できる。 | 原子炉の基本的な構造について説明できる。 | 原子炉の構造が説明できない。 |
評価項目3 | 原子力発電の特徴を理解し、その経済性および安全性について説明できる。 | 原子力発電の経済性および安定性について説明できる。 | 原子力発電の経済性および安定性について説明できない。 |
評価項目4 | 軽水炉の種類と特徴を説明できる。また、それら発電プラントの構造を説明できる。 | 軽水炉の種類と特徴を説明できる。 | 軽水炉の種類と特徴を説明できない。 |
評価項目5 | 重水炉・ガス冷却炉・高速炉の特徴を説明できる。また、各種発電プラントの構造を説明できる。 | 重水炉・ガス冷却炉・高速炉の特徴を説明できる。 | 重水炉・ガス冷却炉・高速炉の特徴を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
原子力工学の基礎事項として、核物理の基礎、原子炉の静特性と動特性、原子力発電のしくみなどを修得させることを目的とする。このため、教科書に沿った座学を基本にし、原子炉を中心にして基礎から応用まで系統的に解説する。さらに理解を深めるための課題を与える。
授業の進め方・方法:
注意点:
講義を深く理解するために、しっかり予習復習するとともに、講義終了後、与えられた課題に速やかに取り組むこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
原子炉の分野 |
原子炉がどのような分野に利用されているかを説明できる。
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2週 |
原子炉の分野 |
原子炉がどのような分野に利用されているかを説明できる。
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3週 |
原子炉の基礎 |
原子炉の内部で起こる核反応に関する基礎的な計算ができる。
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4週 |
原子炉の基礎 |
原子炉の内部で起こる核反応に関する基礎的な計算ができる。
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5週 |
原子炉 |
原子炉の構成と、内部で生じる核反応に関して説明できる。
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6週 |
原子炉 |
原子炉の構成と、内部で生じる核反応に関して説明できる。
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7週 |
原子炉 |
原子炉の構成と、内部で生じる核反応に関して説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
原子力発電 |
原子力発電の特徴を理解し、その経済性および安全性について説明できる。
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10週 |
原子力発電 |
原子力発電の特徴を理解し、その経済性および安全性について説明できる。
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11週 |
原子力発電 |
原子力発電の特徴を理解し、その経済性および安全性について説明できる。
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12週 |
原子力発電 |
原子力発電の特徴を理解し、その経済性および安全性について説明できる。
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13週 |
原子力発電所 |
発電用原子炉の種類と特徴を理解し、各種発電プラントの構造を説明できる。
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14週 |
原子力発電所 |
発電用原子炉の種類と特徴を理解し、各種発電プラントの構造を説明できる。
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15週 |
原子力発電所 |
発電用原子炉の種類と特徴を理解し、各種発電プラントの構造を説明できる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 40 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |