英語ⅤB

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語ⅤB
科目番号 0052 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設環境工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Successful Keys To The TOEIC Listening And Reading Test (4th Edition) 2 (Goal 600) (桐原書店), ハンドアウト,配付音声教材,コーパス4500 (東京書籍)
担当教員 伊藤 喜久代

到達目標

(1)英語長文の要旨を適確に把握し、複雑な文の構造を理解する。
(2)TOEIC L & Rテストの形式に対応できる。
(3)英語による簡単なプレゼンテーションができる。
(4)大学2年次程度の英単語,英語表現の知識を持つ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1英語長文の要旨を素早く適確に把握し、複雑な文の構造を自分で分析できる。英語長文の要旨を適確に把握し、複雑な文の構造を正確に理解する。英語長文の要旨を適確に把握できない。複雑な文の構造を正確に理解することができない。
評価項目2TOEIC L & Rテストの形式に十分に対応できる。TOEIC L & Rテストの形式に対応できる。TOEIC L & Rテストの形式に対応できない。
評価項目3英語で明快なプレゼンテーションができる。英語による簡単なプレゼンテーションができる。英語による簡単なプレゼンテーションができない。
評価項目4大学2年次以上の英単語,英語表現の知識を持つ。大学2年次程度の英単語,英語表現の知識を持つ。 英単語,英語表現の知識が大学2年次相当に満たない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学英語や時事英語に関する英語長文を読んで,要旨を素早く適確に把握できる速読力と複雑な英文の構造を分析できる精読力を養う。
TOEIC L&Rテストの形式に対応できる力を養成するためリスニング, リーディングの演習を集中して実施する。
簡単な英語のプレゼンテーションができる力を養成する。
様々な語彙や表現を学びながら英語の読解力,聴解力を向上させ, また様々なコミュニケーションを取ることができる英語運用能力の育成も目指す。
授業の進め方・方法:
1. 教科書, 英文ハンドアウトと音声教材を用い,リーディング,リスニングの演習,課題演習を行う。
2. 電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。
3. 単語小テストを定期的に実施し語彙の増強を図る。
4. グループワーク、課題演習を通してプレゼンテーションの準備をする。
注意点:
英語VB(後期)は英語VA(前期)を履修したことを前提とした科目ではあるが、英語VAが履修済であることを履修の条件とはしない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション, Reading速読演習, 解説, TOEIC L & R演習, 解説, プレゼンテーション原稿作成,課題演習 速読により素早く英文の要点が理解できる。TOEIC L & Rテストの形式に対応できる。電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーションのトピック、構成を決める。
2週 単語小テスト1, Reading精読演習, 解説, プレゼンテーション原稿作成,課題演習
単語小テストを実施し語彙の習熟度を確認する。英文精読により複雑な文の構造が理解できる。
電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーションの原稿を作成する。
3週 Reading精読演習, 解説, TOEIC L & R演習, 解説, プレゼンテーション原稿作成,課題演習 英文精読により複雑な文の構造が理解できる。TOEIC L & Rテストの形式に対応できる。電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーションの原稿を作成する。
4週 単語小テスト2, Reading 速読演習, 解説, TOEIC L & R演習,解説, プレゼンテーション音読演習,課題演習
単語小テストを実施し語彙の習熟度を確認する。速読により素早く英文の要点が理解できる。
電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーションの原稿音読演習をする。
5週 Reading精読演習, 解説, TOEIC L & R演習, 解説, プレゼンテーション音読演習,課題演習 英文精読により複雑な文の構造が理解できる。TOEIC L & Rテストの形式に対応できる。電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーション原稿の音読演習をする。
6週 Reading精読演習, 解説, TOEIC L & R演習,プレゼンテーション練習,解説, 課題演習
英文精読により複雑な文の構造が理解できる。TOEIC L & Rテストの形式に対応できる。電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。プレゼンテーション練習, 準備。
7週 中間試験準備用単語問題演習, 中間試験範囲総復習,解説,期末試験対策用問題演習
後期中間期の総復習をし、中間試験準備のための問題演習を実施して学習内容の理解を高める。
8週 後期中間テスト 後期中間期の学習習熟度を確認する。
4thQ
9週 試験返却, 解説
Reading速読演習, TOEIC L & R演習,解説, プレゼンテーション練習,課題演習
速読により素早く英文の要点が理解できる。TOEIC L & Rテストの形式に対応できる。電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーション練習, 準備。
10週 単語小テスト3, Reading精読演習, 解説, TOEIC L & R演習,解説, プレゼンテーション練習,課題演習
単語小テストを実施し、語彙の習熟度を確認する。英文精読により文の構造を分析できる。
電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーション練習, 準備。
11週 Reading精読演習, 解説, TOEIC L & R演習,解説, プレゼンテーション練習,課題演習 英文精読により文の構造を分析できる。TOEIC L & Rテストの形式に対応できる。電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーション練習, 準備。
12週 単語小テスト4, Reading速読演習, 解説, プレゼンテーション練習,課題演習 単語小テストを実施し、語彙の習熟度を確認する。速読により素早く英文の要点が理解できる。
電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーション練習, 準備。
13週 Reading精読演習, TOEIC L & R演習,解説, プレゼンテーション練習,課題演習 英文精読により文の構造を分析できる。TOEIC L & Rテストの形式に対応できる。
電子辞書,インターネット検索を使って課題に取り組む。英語プレゼンテーション練習, 準備。
14週 プレゼンテーション発表

英語プレゼンテーションを実施する。
15週 期末試験準備用単語問題演習, 期末試験範囲総復習,解説,期末試験対策用問題演習
後期期末期の総復習をし、期末試験準備のための問題演習を実施して学習内容の理解を高める。
16週 後期期末テスト 後期期末期の学習習熟度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験小テスト提出物, 課題発表合計
総合評価割合651520100
評価項目(1)350035
評価項目(2)155020
評価項目(3)001515
評価項目(4)1510530