概要:
この科目では,建設環境工学科で今後学んでいく上での導入部分に相当する基礎事項を学ぶ。これからの勉強方法や5年間をかけて学ぶ内容の概略を学び,さらには将来(進路を含む)についての展望を与えることを本科目の目標とする。また,建設環境工学科において基礎となる数学や物理,力学の勉強の仕方(復習を含む)やそれらの簡単な適用事例・方法の定着を目標とする。
授業の進め方・方法:
・前期は中学で学習した数学の復習と建設環境工学の概論とその社会的な意義を概論的に説明するとともに,建設環境工学の分野とそれぞれの役割を紹介する。
・後期には,力学分野の基礎を講義と演習を通して学習する。
注意点:
・再試験の条件を満たし,必要と判断した場合のみ,再試験を実施する。
・単位追認試験は実施する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
工学基礎に関するイントロダクション 卒業後の進路 |
・建設環境技術者として必要な心構えを備える。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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2週 |
土木の歴史① |
・建設環境技術者として必要な心構えを備える。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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3週 |
土木の歴史② |
・建設環境技術者として必要な心構えを備える。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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4週 |
土木の現状と課題① |
・建設環境技術者として必要な心構えを備える。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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5週 |
土木の現状と課題② |
・建設環境技術者として必要な心構えを備える。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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6週 |
土木技術の役割① |
・建設環境技術者として必要な心構えを備える。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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7週 |
土木技術の役割② |
・建設環境技術者として必要な心構えを備える。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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8週 |
定期試験 |
・建設環境技術者として必要な心構えを備える。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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2ndQ |
9週 |
地盤について |
・5年間で学習する専門教科の概要を知る。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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10週 |
水について |
・5年間で学習する専門教科の概要を知る。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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11週 |
橋について |
・5年間で学習する専門教科の概要を知る。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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12週 |
コンクリートについて |
・5年間で学習する専門教科の概要を知る。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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13週 |
都市・防災について |
・5年間で学習する専門教科の概要を知る。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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14週 |
環境について |
・5年間で学習する専門教科の概要を知る。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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15週 |
定期試験 |
・5年間で学習する専門教科の概要を知る。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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16週 |
試験返却 |
・5年間で学習する専門教科の概要を知る。 ・自分なりの将来像を見出し,それを文章にして表現できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
位置,物体 |
・等加速度運動の3つの公式を理解し,基本的な問題が解ける。
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2週 |
加速度
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・等加速度運動の3つの公式を理解し,基本的な問題が解ける。
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3週 |
物体に働く力の求め方① |
・運動方程式,作用・反作用の法則,フックの法則を理解し,基本的な問題が解ける。
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4週 |
物体に働く力の求め方② |
・運動方程式,作用・反作用の法則,フックの法則を理解し,基本的な問題が解ける。
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5週 |
等加速度運動① |
・運動方程式,作用・反作用の法則,フックの法則を理解し,基本的な問題が解ける。
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6週 |
等加速度運動② |
・運動方程式,作用・反作用の法則,フックの法則を理解し,基本的な問題が解ける。
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7週 |
等加速度運動③ |
・運動方程式,作用・反作用の法則,フックの法則を理解し,基本的な問題が解ける。
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8週 |
定期試験 |
・等加速度運動の3つの公式を理解し,基本的な問題が解ける。 ・運動方程式,作用・反作用の法則,フックの法則を理解し,基本的な問題が解ける。
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4thQ |
9週 |
力の定義 |
・力とモ-メントの定義,力の分解と合成,合力の作用位置を理解し,基本的な問題が解ける。
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10週 |
モーメントの定義 |
・力とモ-メントの定義,力の分解と合成,合力の作用位置を理解し,基本的な問題が解ける。
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11週 |
力の分解 |
・力とモ-メントの定義,力の分解と合成,合力の作用位置を理解し,基本的な問題が解ける。
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12週 |
力の合成 |
・力とモ-メントの定義,力の分解と合成,合力の作用位置を理解し,基本的な問題が解ける。
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13週 |
力の分布と合力および合力の作用位置 |
・力とモ-メントの定義,力の分解と合成,合力の作用位置を理解し,基本的な問題が解ける。
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14週 |
力のつり合い |
・力のつりあいを理解し,基本的な問題に対する力のつりあい式を立てることができる。
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15週 |
定期試験 |
・力とモ-メントの定義,力の分解と合成,合力の作用位置を理解し,基本的な問題が解ける。 ・力のつりあいを理解し,基本的な問題に対する力のつりあい式を立てることができる。
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16週 |
試験返却 |
・力とモ-メントの定義,力の分解と合成,合力の作用位置を理解し,基本的な問題が解ける。 ・力のつりあいを理解し,基本的な問題に対する力のつりあい式を立てることができる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 速度と加速度の概念を説明できる。 | 4 | |
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。 | 4 | |
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。 | 4 | |
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。 | 4 | |
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。 | 4 | |
平均の速度、平均の加速度を計算することができる。 | 4 | |
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 4 | |
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 4 | |
物体に作用する力を図示することができる。 | 4 | |
力の合成と分解をすることができる。 | 4 | |
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。 | 4 | |
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。 | 4 | |
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。 | 4 | |
慣性の法則について説明できる。 | 4 | |
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。 | 4 | |
運動方程式を用いた計算ができる。 | 4 | |
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。 | 4 | |
運動の法則について説明できる。 | 4 | |
静止摩擦力がはたらいている場合の力のつりあいについて説明できる。 | 4 | |
最大摩擦力に関する計算ができる。 | 4 | |
動摩擦力に関する計算ができる。 | 4 | |
仕事と仕事率に関する計算ができる。 | 4 | |
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。 | 4 | |
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 4 | |
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 4 | |
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。 | 4 | |
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。 | 4 | |
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。 | 4 | |
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。 | 4 | |
力のモーメントを求めることができる。 | 4 | |
角運動量を求めることができる。 | 4 | |
角運動量保存則について具体的な例を挙げて説明できる。 | 4 | |
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。 | 4 | |
重心に関する計算ができる。 | 4 | |
一様な棒などの簡単な形状に対する慣性モーメントを求めることができる。 | 4 | |
剛体の回転運動について、回転の運動方程式を立てて解くことができる。 | 4 | |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 4 | |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 4 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 4 | |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 4 | |