建設環境工学演習Ⅲ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 建設環境工学演習Ⅲ
科目番号 0440 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:改訂版 図説 わかる材料,学芸;新示方書による建設材料実験法,鹿島出版会;二羽:コンクリート構造の基礎,数理工学社
担当教員 林 和彦,長谷川 雄基

到達目標

コンクリートの配合計算,RCに関してT形断面の応力算定,偏心荷重を受ける柱の耐力の算定ができる。
土木構造物の維持管理の目的を理解し,RC構造物の劣化要因と補修・補強方法について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンクリートの示方配合,現場配合の計算ができる。コンクリートの示方配合,現場配合の計算が充分にできる。コンクリートの示方配合,現場配合の計算ができる。コンクリートの示方配合,現場配合の計算ができない。
T形RC断面および偏心荷重を受ける柱の応力度と曲げ耐力を算定することができる。T形RC断面および偏心荷重を受ける柱の応力度と曲げ耐力を算定することが充分にできる。T形RC断面および偏心荷重を受ける柱の応力度と曲げ耐力を算定することができる。T形RC断面および偏心荷重を受ける柱の応力度と曲げ耐力を算定することができない。
土木構造物の維持管理の基礎的事項として,維持管理の目的を説明することができ,RC構造物の劣化要因と補修・補強方法について説明できる。土木構造物の維持管理の基礎的事項として,維持管理の目的を説明することができ,RC構造物の劣化要因と補修・補強方法について充分に説明できる。土木構造物の維持管理の基礎的事項として,維持管理の目的を説明することができ,RC構造物の劣化要因と補修・補強方法について説明できる。土木構造物の維持管理の基礎的事項として,維持管理の目的を説明することができ,RC構造物の劣化要因と補修・補強方法について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
材料系分野の知識の復習を行いながら,演習を行う。
授業の進め方・方法:
主として配付プリントと教科書を用いて授業を進めていく。講義と演習を組み合わせた形式で実施する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 配合設計 コンクリートの示方配合,現場配合の計算ができる。
2週 配合設計 コンクリートの示方配合,現場配合の計算ができる。
3週 配合設計 コンクリートの示方配合,現場配合の計算ができる。
4週 RC T形断面の計算 T形RC断面およびの応力度と曲げ耐力を算定することができる。
5週 RC T形断面の計算 T形RC断面およびの応力度と曲げ耐力を算定することができる。
6週 RC T形断面の計算 T形RC断面およびの応力度と曲げ耐力を算定することができる。
7週 RC 偏心圧縮 偏心荷重を受ける柱の応力度と曲げ耐力を算定することができる。
8週 RC 偏心圧縮 偏心荷重を受ける柱の応力度と曲げ耐力を算定することができる。
4thQ
9週 中間試験 コンクリートの示方配合,現場配合の計算ができる。
10週 コンクリートの耐久性 コンクリートの劣化と耐久性のメカニズムについて理解できる。
11週 コンクリートの耐久性 コンクリートの劣化と耐久性のメカニズムについて理解できる。
12週 コンクリートの耐久性 コンクリートの劣化と耐久性のメカニズムについて理解できる。
13週 土木構造物の維持管理 土木構造物の維持管理の基礎的事項として,維持管理の目的を説明することができ,RC構造物の劣化要因と補修・補強方法について説明できる。
14週 土木構造物の維持管理 土木構造物の維持管理の基礎的事項として,維持管理の目的を説明することができ,RC構造物の劣化要因と補修・補強方法について説明できる。
15週 土木構造物の維持管理 土木構造物の維持管理の基礎的事項として,維持管理の目的を説明することができ,RC構造物の劣化要因と補修・補強方法について説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野材料材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。4
セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。4
各種セメントの特徴、用途を説明できる。4
骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。4
骨材の種類、特徴について、説明できる。4
混和剤と混和材の種類、特徴について、説明できる。4
コンクリートの長所、短所について、説明できる。4
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。4
配合設計の手順を理解し、計算できる。4
非破壊試験の基礎を説明できる。4
フレッシュコンクリートに求められる性質(ワーカビリティー、スランプ、空気量等)を説明できる。4
硬化コンクリートの力学的性質(圧縮強度、応力-ひずみ曲線、弾性係数、乾燥収縮等)を説明できる。4
耐久性に関する各種劣化要因(例、凍害、アルカリシリカ反応、中性化)を説明できる。4
コンクリート構造物の維持管理の基礎を説明できる。4
コンクリート構造物の補修方法の基礎を説明できる。4
構造各種示方書に基づく設計法(許容応力度、終局状態等)の概要を説明でき、安全率、許容応力度などについて説明できる。4
軸力を受ける部材、圧縮力を受ける部材、曲げを受ける部材や圧縮と曲げを受ける部材などについて、その設計法を説明でき、簡単な例に対し計算できる。4

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合8020100
コンクリートの示方配合,現場配合の計算ができる。16521
T形RC断面および偏心荷重を受ける柱の応力度と曲げ耐力を算定することができる。24529
土木構造物の維持管理の基礎的事項として,維持管理の目的を説明することができ,RC構造物の劣化要因と補修・補強方法について説明できる。401050