到達目標
・C言語をはじめとする主要なプログラミング言語の特徴を理解し、VBAの位置付けを理解する。
・Excelの基本操作に加え、Excel関数を日常的に利用できるようになる。
・ExcelマクロやVBAについて理解し、独自で簡単なプログラムの作成および実行することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価事項1 | Excel関数をマクロプログラムの中で適宜使用することができる。 | Excel関数利用のメリットを理解し、Excel関数を適宜使用することができる。 | Excel関数を使用することができない。 |
評価事項2 | ExcelVBAを理解し、コードを自作できる。 | Excelマクロによる記録とコードの修正ができる。 | Excelマクロによる記録とコードの修正ができない。 |
評価事項3 | Excel上でフォームウィンドウを活用したマクロプログラムを作成できる。 | Excel上でフォームウィンドウを作成することができる。 | Excel上でフォームウィンドウを作成することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
Excelの基本操作およびVBAの基本的な文法を修得する。修得した知識を活用し,建設環境工学の分野における専門的な問題に対して,ExcelおよびExcel VBAを活用して解決する能力を身につける。
授業の進め方・方法:
Excelの基本操作,VBAプログラミングに関する基本的な考え方と文法を説明した後,コンピュータを用いた演習を行う。家庭学習課題を通じて理解を深める。自学自習時間に相当する課題を毎回出題する。
注意点:
・単位追認試験,再試験あり(制限あり)。
・学修単位であり、授業時間以外に毎週4時間程度の自主学習が必要である。
・2回の定期試験の重み付けはそれぞれ50%として評価する。
・課題の提出遅れは減点対象となる(提出遅れは最大で70%減,未提出は100%減の評価)。また、課題については採点し、その結果を踏まえて評価する事がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
教科ガイダンス 様々なプログラミング言語の説明 |
様々なプログラミング言語の概要を理解する。
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2週 |
Excel関数(subtotal)の利用 Excelマクロ |
習ったExcel関数を日常的に使えるようになる。 Excelマクロの作業内容を記録する。
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3週 |
Excelマクロコードの編集
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記録されたマクロプログラムを確認し、必要に応じて編集する。
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4週 |
簡単なVBプログラミングの作成と実行 変数の型宣言 演算子の利用 |
VBEの使い方を知る。
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5週 |
Excel関数(LEFT・RIGHT・CENTER・LEN)の利用 |
習ったExcel関数を日常的に使えるようになる。
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6週 |
マクロプログラムの作成① |
VBE上でプログラムを作成する。
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7週 |
マクロプログラムの作成② |
VBE上でプログラムを作成する。
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8週 |
Excel関数(データ処理・時間)の利用 |
習ったExcel関数を日常的に使えるようになる。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
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10週 |
繰り返し処理 |
繰り返しを伴う簡単な算術問題をプログラミングする。
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11週 |
配列の利用 サブプログラムの作成 |
配列の概念を理解し、複数の小プログラムから構成された複雑なプログラムを作成する。
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12週 |
ユーザフォームの作成 |
ユーザフォームの作成方法を理解する。
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13週 |
自由課題(テーマ設定) |
自身が設定したテーマを解決するプログラムについて発表を行う。
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14週 |
自由課題(流れ図・プログラミング) |
自身が設定したテーマを解決するプログラムについて発表を行う。
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15週 |
自由課題(発表会) |
自身が設定したテーマを解決するプログラムについて発表を行う。
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16週 |
後期期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 15 | 0 | 0 | 0 | 35 | 100 |
基礎的能力 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 35 |
専門的能力 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 35 |
分野横断的能力 | 0 | 15 | 0 | 0 | 0 | 15 | 30 |