概要:
青年心理や哲学,宗教をテーマに講義を行う。
授業の進め方・方法:
講義形式を基本とする。要点は板書もしくはプリントを配布しながら進めていく。
適宜,簡単な心理テストの実施,また討論や視聴覚教材を通して,各自の思索が深まるようにする。
注意点:
日頃から新聞・ニュースに関心を持ちながら,現代社会の諸問題について考える機会を設けてほしい。単位追認試験は実施する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス説明,生命倫理について討議 作文(人生・生命・生と死・友情など) |
「生命倫理」に関する討議を通して,「倫理的思考」の重要性を理解できる
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2週 |
第1節 青年期の意義 1.私たちの「いま」 2.人生の中の青年期 |
人生における青年期の位置づけについて理解できる。
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3週 |
青年期の位置づけ モラトリアム |
青年期特有の課題であるモラトリアムとしての時期について理解できる。
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4週 |
3.青年期の特徴(前期・中期・後期) 【作業】ライフライン作成 |
青年期の特徴について理解できる。
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5週 |
第2節 青年期の課題と生き方 1.主体性の確立 【作業】Who am I?テスト |
アイデンティティの確立,アイデンティティ拡散状態や自己実現の欲求について理解できる。
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6週 |
2.自己理解 コンプレックス,自我防衛機制 |
各種コンプレックスや自我防衛機制について理解できる。
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7週 |
2,自己理解 人格理論,性格分析,ストレス |
主な人格理論(類型論,精神分析理論,学習理論)について理解する。ストレス及びストレスコーピングについて理解できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験答案返却・解説 3.幸福と生きがい |
先哲の幸福論を参考にしながら,自他共の幸福を目指して生きることにおいてのみ,生きがいが実現されることを理解できる。
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10週 |
第2章 人間としての自覚 1.人間とは何か(人間の特徴) |
人間だけが自らの生き方を常に問うことができる倫理的生き物であり,より価値的な生き方を目指すことができることを理解できる。
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11週 |
2.哲学の意味 ①哲学の語源と定義 |
哲学の語源と定義を理解することができる。
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12週 |
2.哲学の意味 ②哲学の動機 |
4つの主な哲学の動機を通して,自己超越・自己探究が哲学であることを理解できる。
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13週 |
3.ギリシャの思想 自然哲学 |
10人の自然哲学者の思想の特徴を理解できる。
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14週 |
3.ギリシャの思想 ソフィスト |
自然哲学者の思想を批判して出てきたソフィストたちの思想の特徴を理解できる。
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15週 |
3.ギリシャ思想 ソクラテス |
ソクラテスの生涯と思想を理解するとともに,その思想がその後どのように発展したのかを理解できる。
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16週 |
前期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
【作業】夏休みの課題提出 3.ギリシャ思想 プラトン:イデア論 |
プラトンの生涯とイデア論・想起説について理解できる。
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2週 |
3.ギリシャ思想 プラトン:洞窟の比喩,哲人政治 |
プラトンの「洞窟の比喩」を通してイデア論について理解できる。 プラトンの「哲人政治」の考え方を理解できる。
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3週 |
3.ギリシャ思想 アリストテレス:形相論,正義論 |
アリストテレスの生涯とイデア論批判の観点,形相論,徳論,正義と友愛について理解できる。
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4週 |
3.ギリシャ思想 エピクロス,ゼノン |
ヘレニズム期を代表するエピクロスとゼノンの思想の特徴を理解できる。
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5週 |
4.中国の思想 ①諸子百家 ②儒家:孔子 |
中国古代の思想の流れと基本的な倫理観が理解できる。 孔子の生涯と思想の特徴について理解する。
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6週 |
4.中国の思想 ②儒家:孟子,荀子 ③道家:老子,荘子 |
孟子,荀子の生涯と思想の特徴について理解できる。 道家の思想の特徴を理解するとともに,儒家と道家の思想的相違を理解する。
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7週 |
4.中国の思想 朱子学,陽明学 |
朱子学・陽明学の思想の特徴を理解するとともに,儒学の日本への影響についても理解できる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
試験答案返却・解説 5.宗教と人間 ①宗教とは? ②ユダヤ教 |
日本人の宗教観と,宗教に対する一般的な考え方を理解できる。 ユダヤ教の世界観・人間観・倫理観を理解する。
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10週 |
5.宗教と人間 ③キリスト教:イエスの教え,原始キリスト教 |
キリスト教の世界観・人間観・倫理観を理解できる。
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11週 |
③キリスト教:中世キリスト教 ④イスラーム:ムハンマド |
キリスト教の理論化の特徴を理解する。 ムハンマドの生涯と思想について理解できる。
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12週 |
④イスラーム:六信五行 |
イスラームの世界観・人間観・倫理観を理解できる。
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13週 |
⑤仏教:バラモン教 |
バラモン教の世界観・人間観・倫理観を理解できる。
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14週 |
⑥仏教:ブッダの生涯と思想 |
ブッダの生涯を理解するとともに,世界観・人間観・倫理観を理解できる。
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15週 |
⑥仏教:仏教の発展,大乗仏教
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仏教の発展の流れを理解し,大乗仏教の世界観・人間観・倫理観を理解できる。
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16週 |
後期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 断面1次モーメントを理解し、図心を計算できる。 | 4 | |
断面2次モーメント、断面係数や断面2次半径などの断面諸量を理解し、それらを計算できる。 | 4 | |
各種静定ばりの断面に作用する内力としての断面力(せん断力、曲げモーメント)、断面力図(せん断力図、曲げモーメント図)について、説明できる。 | 4 | |
トラスの種類、安定性、トラスの部材力の意味を説明できる。 | 4 | |
節点法や断面法を用いて、トラスの部材力を計算できる。 | 4 | |
影響線を利用して、支点反力や断面力を計算できる。 | 4 | |
影響線を応用して、与えられた荷重に対する支点反力や断面力を計算できる。 | 4 | |
ラーメンの支点反力、断面力(軸力、せん断力、曲げモーメント)を計算し、その断面力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)を描くことができる。 | 4 | |
応力とその種類、ひずみとその種類、応力とひずみの関係を理解し、弾性係数、ポアソン比やフックの法則などの概要について説明でき、それらを計算できる。 | 4 | |
断面に作用する垂直応力、せん断応力について、説明できる。 | 4 | |
鋼構造物の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | |
橋の構成、分類について、説明できる。 | 4 | |
橋梁に作用する荷重の分類(例、死荷重、活荷重)を説明できる。 | 4 | |
各種示方書に基づく設計法(許容応力度、終局状態等)の概要を説明でき、安全率、許容応力度などについて説明できる。 | 4 | |
軸力を受ける部材、圧縮力を受ける部材、曲げを受ける部材や圧縮と曲げを受ける部材などについて、その設計法を説明でき、簡単な例に対し計算できる。 | 4 | |