政治・経済

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 政治・経済
科目番号 101250 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】東京書籍『政治・経済』、第一学習社『最新政治・経済資料集2023』、有斐閣『ポケット六法 令和5年版』【参考書】新海誠監督『天気の子』、山田尚子監督『映画 聲の形』、木庭顕『法存立の歴史的基盤』
担当教員 檜垣 宏太

到達目標

1.政治学・経済学の基礎的な概念および理論について構造的に理解している。
2.国際的な視点から現代日本にみられる政治的・経済的な諸現象を理解している。
3.日本戦後史にみられる社会の変容過程と各時期の特質について理解している。
4.現代日本にみられる諸課題について理解し、解決方策を提示することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1政治学・経済学の基礎的な概念を説明でき、理論体系のなかで位置づけることができる。政治学・経済学の基礎的な理論について、意味内容とその特徴について理解している。政治学・経済学の基礎的な概念・理論と意味内容について、対応させて理解していない。
評価項目2現代日本の政治的・経済的な現象について、諸外国における特徴と比較することができる。 諸外国における政治的・経済的な現象がもつ特徴について、それぞれ理解している。各国の環境・条件の相違を認識できず、また政治的・経済的な諸現象を理解していない。
評価項目3戦後日本の社会における政治的・経済的な変容過程について、因果関係を理解している。戦後日本の各時期にみられる政治的・経済的な特徴について、時系列を理解している。戦後日本における政治的・経済的な諸現象について、時系列を理解していない。
評価項目4現代日本にみられる政治的・経済的な諸課題について、解決方策を提示することができる。 現代日本にみられる政治的・経済的な諸課題について、その特徴と原因を理解している。現代日本にみられる政治的・経済的な諸課題について、複眼的に理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業は、受講者が人文社会科学の基礎的な概念・考え方について把握した上で、現代における政治的・経済的・社会的・文化的・文学的・芸術的な諸問題について確かな根拠に基づく理由づけを伴って分析・思考するための技能・方法を修得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行う。
注意点:
授業中の私語は禁止し、20点以内の範囲で減点する。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 法とは何か
1,2,3,4
2週 法的思考・法的実践
1,2,3,4
3週 私法概論 1,2,4
4週 公法概論
1,2,4
5週 最高裁判決を読む
1,2,3,4
6週 個人の尊重、幸福追求権
1,3,4
7週 平等原則 1,3,4
8週 思想良心の自由
1,3,4
2ndQ
9週 宗教の自由
1,3,4
10週 政教分離
1,2,3,4
11週 表現の自由
1,3,4
12週 教育を受ける権利
1,3,4
13週 セクシャリティとジェンダー
1,2,3,4
14週 期末試験 1,2,3,4
15週 答案返却 1,2,3,4
16週
後期
3rdQ
1週 刑事手続上の諸人権①
1,3,4
2週 刑事手続上の諸人権②
3,4
3週 職業の自由・財産権
3,4
4週 労働法・労働基本権
1,2,3,4
5週 消費者法
1,2,3,4
6週 優生思想
1,2
7週 都市論
1,2,3,4
8週 戦争放棄と平和主義①
1
4thQ
9週 戦争放棄と平和主義②
1
10週 天皇制
1,3,4
11週 国会
1,3,4
12週 内閣
4
13週 裁判所
2
14週 期末試験 1,2,3,4
15週 答案返却 1,2,3,4
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100
専門的能力000
分野横断的能力000