情報処理1

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報処理1
科目番号 110109 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:プログラムのつくりかた Python 入門編 Lv.0(榎本竜二著、実教出版)
教材:適宜配布
担当教員 粂野 紘範,田中 大介

到達目標

1. プログラムの初歩的な概念と仕組みを理解できる。
2. フローチャートを描くことができる。
3. 変数にデータを格納する処理が記述できる。
4. データを入力する処理が記述できる。
5. 四則演算が記述できる。
6. 選択処理が記述できる。
7. 繰り返し処理が記述できる。
8. 複数のデータの扱い方を理解できる。
9. 与えられた課題に対して、それを解決するためのプログラムを記述できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プログラムとはどういうものか理解し、扱うことができる。プログラムとはどういうものか理解できる。プログラムとはどういうものか理解できない。
評価項目2複雑なプログラムのフローチャートを描くことができる。簡単なプログラムのフローチャートを描くことができる。フローチャートを描くことができない。
評価項目3データ型に配慮しながら、変数にデータを格納する処理が記述できる。変数にデータを格納する処理が記述できる。変数にデータを格納する処理が記述できない。
評価項目4データ型に配慮しながら、データを入力する処理が記述できる。データを入力する処理が記述できる。データを入力する処理が記述できない。
評価項目5演算子の優先順位を理解した上で、複雑な四則演算が記述できる。演算子の優先順位を理解した上で、簡単な四則演算が記述できる。四則演算が記述できない。
評価項目6複雑な選択処理が記述できる。簡単な選択処理が記述できる。選択処理が記述できない。
評価項目7複雑な繰り返し処理が記述できる。簡単な繰り返し処理が記述できる。繰り返し処理が記述できない。
評価項目8複数データの扱い方を理解し、適切に扱うことができる。複数データの扱い方を理解できる。複数データの扱い方を理解できない。
評価項目9与えられた課題に対して、それを解決できる複数種のプログラムを記述できる。与えられた課題に対して、それを解決するためのプログラムを記述できる。与えられた課題に対して、それを解決するためのプログラムを記述できない。

学科の到達目標項目との関係

工学基礎知識 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プログラミングの演習を通して、コンピュータの動作や操作についての理解を深めるとともにプログラムを作成するための基礎、技能を習得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義と演習を織り交ぜながら授業を進める。また、授業を通してプログラミングや論理の組み立て方の理解を深める。
注意点:
プログラミングは教員の説明を聞くだけでは習得できません。
自身で壁にぶつかりながら、生じたエラーメッセージを読み、自分で解決していくことで、初めて自分で記述することができます。
自宅でも学修可能な環境を紹介しますので、恐れず自分でトライしてください。

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、プログラミングとは 1
2週 プログラムの作り方(フローチャート) 2
3週 順次処理(変数、入力) 3,4
4週 順次処理(四則演算) 5
5週 選択処理(if文) 6
6週 選択処理(if文) 6
7週 中間試験期間
8週 繰り返し処理(for文) 7
4thQ
9週 繰り返し処理(while文) 7
10週 演習 1-7
11週 複数のデータの扱い方(リスト) 8
12週 複数のデータの扱い方(リスト) 8
13週 演習 1-9
14週 演習 1-9
15週 期末試験期間 1-9
16週 まとめ 1-9

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4後1,後2,後7,後10,後13,後14,後15,後16
定数と変数を説明できる。4後3,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4後3,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4後4,後7,後10,後13,後14,後15,後16
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4後5,後6,後7,後10,後13,後14,後15,後16
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4後3,後7,後10,後13,後14,後15,後16
条件判断プログラムを作成できる。4後5,後6,後7,後10,後13,後14,後15,後16
繰り返し処理プログラムを作成できる。4後7,後8,後9,後10,後13,後14,後15,後16

評価割合

ポートフォリオ合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100
専門的能力00
分野横断的能力00