到達目標
1. 配列を使って行列を表現し 、行列の計算を行うことができる。
2. 反復法の考え方を説明できる。
3. 連立方程式の解法のアルゴ リズムを説明できる。
4. 補間のアルゴ リズムを説明できる。
5. 数値積分のアルゴ リズムを説明できる。
6. 微分方程式の解法のアルゴ リズムを説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 配列を使って行列を表現し 、 行列の積など の複雑な行列計算を行うことができる。 | 配列を使って行列を表現し 、 行列の簡単な計算を行うことができる。 | 行列の簡単な計算を行うことができない |
評価項目2 | 反復法の考え方および 収束判定について説明することがで きる。 | 反復法の考え方を説明することができる。 | 反復法の考え方を説明できない。 |
評価項目3 | ヤコビ法、ガウスの消去法の アルゴリズムを説明でき、プ ログラムを作成できる。 | ヤコビ法、ガウスの消去法の アルゴリズムを説明できる。 | ヤコビ法、ガウスの消去法のアルゴリズムを説明できない。 |
評価項目4 | 補間のアルゴリズムを説明で き、プログラムを作成できる。 | 補間のアルゴリズムを説明で きる。 | 補間のアルゴリズムを説明で きない。 |
評価項目5 | 数値積分のアルゴリズムおよ び分割数と誤差の関係を説明できる。 | 数値積分のアルゴリズムを説明できる。 | 数値積分のアルゴリズムを説明できない。 |
評価項目6 | 微分方程式の解法のアルゴリズムを説明でき、プログラム を作成できる。 | 微分方程式の解法のアルゴリズムを説明できる。 | 微分方程式の解法のアルゴリズムを説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
連立一次方程式の 解法 、数値積分 、常微分方程式の 初期値問題など に ついて 、コンピ ュ ータを 用いたプ ログ ラ ミング の 演習を行うことにより、数値計算法の基礎知識を学習する
授業の進め方・方法:
配布プリントをもとに、各種数値計算法を説明し、実際にプログラムを作成する演習を行う。
注意点:
本科目を履修するためには1年生のプログラミング演習でプログラミングの基礎を習得しておく必要がある。欠課時間数が総授業時間の1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
また、この科目は専攻科講義・演習科目(3単位)であり、総学修時間は135時間である。(内訳は授業時間60時間、自学自習時間75時間である。)単位認定には75時間に相当する自学自習が必須であり、この自学自習時間には、担当教員からの自学自習用課題、授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間を含むものとする。
本科目の区分
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ニュートン法と誤差 |
2
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2週 |
配列と行列1 |
1
|
3週 |
配列と行列2 |
1
|
4週 |
連立1次方程式の解法 ヤコビ法、ガウス・ザイデル法 |
2,3
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5週 |
連立1次方程式の解法 ガウスの消去法 |
3
|
6週 |
ラグランジュ補間 |
4
|
7週 |
中間試験 |
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8週 |
数値積分 台形則 |
5
|
2ndQ |
9週 |
数値積分 シンプソンの公式 |
5
|
10週 |
1階常微分方程式の解法 オイラー法 |
6
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11週 |
1階常微分方程式の解法 修正オイラー法 |
6
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12週 |
1階常微分方程式の解法 ルンゲ・クッタ法 |
6
|
13週 |
高階常微分方程式の解法 オイラー法 |
6
|
14週 |
高階常微分方程式の解法 修正オイラー法 |
6
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |