科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 物理
科目番号 0032 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 フォローアップドリル物理「力と運動・熱と気体」(数研出版)/ フォローアップドリル物理基礎「波・電気」(数研出版)
担当教員 牧山 隆洋

到達目標

物理の学習を通じて,自然現象を系統的・論理的に考える能力を養い,自然現象を解明するために物理的な見方及び考え方を身につけさせる。力学および電磁気に関する現象を探求し,基本的な概念や原理を理解する。波動現象についての基本的な法則を理解する。それぞれの単元について,基礎的な計算ができることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
力学現象についての法則を理解し、様々な計算ができる。力学の法則を理解し,様々な計算ができる力学の法則を理解し、基礎的な計算ができる。力学の基礎的な計算ができない。
電磁気の現象を認識でき,基本法則を使って基礎的な計算ができる。 電磁気の法則を理解し,様々な計算ができる。電磁気の基礎的な計算ができる。電磁気の基礎的な計算ができない。
波動現象について,基本的な法則を理解し,基礎的な計算ができる。波動現象を理解し,様々な計算ができる。 波動現象を理解し,基礎的な計算ができる。波動現象の基礎的な計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

教養 D1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自然の法則は一貫しているという素晴らしさを、実験を通して学ぶ。また、高学年で必要な物理的思考法、基礎的計算力を養う。



授業の進め方・方法:
実験は、自然法則の一貫性を調べる最良の手段である。実験結果から法則の正しさを理解させた後に、演習問題で基礎的問題を解く力をつける。
注意点:

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 平面運動の速度 力のモーメント、運動量、円運動に関する基礎的な法則を理解し、計算できる。
2週 力のモーメント(1) 力のモーメント、運動量、円運動に関する基礎的な法則を理解し、計算できる。
3週 力のモーメント(2) 力のモーメント、運動量、円運動に関する基礎的な法則を理解し、計算できる。
4週 重心 力のモーメント、運動量、円運動に関する基礎的な法則を理解し、計算できる。
5週 運動量の保存 力のモーメント、運動量、円運動に関する基礎的な法則を理解し、計算できる。
6週 電流と電気抵抗 オームの法則を理解し、電気回路に関する計算ができる。
7週 抵抗の直列接続・並列接続
オームの法則を理解し、電気回路に関する計算ができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 電力・電力量・ジュール熱 オームの法則を理解し、電気回路に関する計算ができる。
10週 電気回路(1) オームの法則を理解し、電気回路に関する計算ができる。
11週 電気回路(2) キルヒホッフの法則を理解し、電気回路に関する計算ができる。
12週 電気回路(3)
キルヒホッフの法則を理解し、電気回路に関する計算ができる。
13週 電気回路(4)
コンデンサーやコイルの働きを理解する。
14週 電流と磁界(1) 電場と磁場の関係を理解する。
15週 電流と磁界(2) 電流と磁界の関係を理解する。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 波の性質(1) 波の基本的な性質を理解し、波の様子を図示したり計算できる。
2週 波の性質(2) 波の基本的な性質を理解し、波の様子を図示したり計算できる。
3週 うなり・弦の振動 波の基本的な性質を理解し、波の様子を図示したり計算できる。
4週 気柱の共鳴 波の具体例として、気柱の現象を理解し、基礎的な計算ができる。
5週 ドップラー効果(1) 波の具体例として、音波の現象を理解し、基礎的な計算ができる。
6週 ドップラー効果(2) 波の具体例として、音波のの現象を理解し、基礎的な計算ができる。
7週 光の性質 波の具体例として、光波の現象を理解し、基礎的な計算ができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 電界と電位(1) 静電気の現象について学ぶ。
10週 電界と電位(2) 電界と電位について理解する。
11週 電磁誘導と電磁波(1) 電磁誘導の法則を理解する。
12週 電磁誘導と電磁波(2) 磁界中を運動する導体棒の運動を学ぶ。
13週 電磁誘導と電磁波(3) 自己誘導と相互誘導について学ぶ。
14週 電磁誘導と電磁波(4) 電磁波について学ぶ。
15週 交流 交流について学ぶ。
16週 期末試験

評価割合

定期試験小テストレポート口頭発表成果物実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合70010001010100
知識の基本的な理解4001000101070
思考・推論・創造への適応力2000000020
汎用的技能1000000010
リーダーシップ・コミュニケーション力00000000
態度・志向性(人間力)00000000