科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国語
科目番号 0059 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『キーワードの卵』尚文出版、『1日10分言語力ドリル書く』第一学習者、プリント教材
授業プリント用、および小テスト用の2穴ファイルをそれぞれ1冊ずつ(計2冊)準備すること。
参考文献:『型から学ぶ日本語練習帳 10代のはじめてのレポート・プレゼン・実用文書のために』要弥由美著 ひつじ書房(4月刊行予定)
担当教員 要 弥由美

到達目標

1.パラグラフ・ライティングを用いて文章が書ける。
2.文章を読み、要約が書ける。
3.他者との意見交換を通して、自分の意見を相対化できる。
4.実用的な文書を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
自分の主張や発見を簡潔な文章で表現できる。パラグラフ・ライティングを用いて社会的な事象に関する意見文を書ける。パラグラフ・ライティングを用いて文章を書けることができる。パラグラフ・ライティングを用いた文章を書けない。
論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。文章の構成や展開を的確にとらえ、目的にあった要約を書ける。ある程度、文章の構成や展開を的確にとらえ、要約を書ける。文章の構成や展開を的確にとらえた要約を書けない。
論理的な文章(論説や評論)における主張に対して、自分の意見を述べることができる。 論理的な文章(論説や評論)における主張に対して、、その論拠の妥当性の判断を踏まえて、自分の意見を述べることができる。 論理的な文章(論説や評論)における主張に対して、自分の意見を述べることができる。 論理的な文章(論説や評論)における主張に対して、自分の意見を述べることができない。
他者と意見交換し、多角的な視点を得ることができる。他者と積極的に意見交換し、多角的な視点を得ることで、自分の意見を相対化できる。他者と積極的に意見交換し、多角的な視点を得ることができる。他者と意見交換せず、一元的なものの見方や考えに固執する。

学科の到達目標項目との関係

教養 D2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では、自分の意見を読み手に「わかりやすく」伝えるための文章表現力と、他者の文章を正確に読み取るための読解力の育成を目指す。
また、実用文書の書き方を習得する。
後半は短文の資料を読む読解も取り入れる。
授業の進め方・方法:
毎回、『キーワードの卵』および『1日10分言語力ドリル書く』の小テストを行う。
実用文書作成については、プリントで解説したのち、実際に文書を書いていく。
注意点:
・ 初回授業に教科書を持参すること。
・ 遅刻・欠席の際は担当教員にも連絡すること。
・ 欠席した授業の課題は後日やって必ず提出すること。
・ 議論の際は、自分の意見を臆さず述べ、他者の意見を傾聴すること。

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
履歴書の履歴事項を書く
フォーマットに合わせて正しい文書を作成できる。
2週 小テスト
送付状の書き方
記載事項を正しく書ける。
3週 小テスト
封書の書き方
封書のレイアウトを考えて、きれいに書ける。
4週 小テスト
メールの書き方
件名、CC、BCCなどの欄を適切に使用できる。
署名を作成できる。
5週 小テスト
自己PR文①
自分の長所を具体例を挙げて述べられる。
6週 小テスト
自己PR文②
自分の得意科目を具体例を挙げて説明できる。
7週 小テスト
意見を書く(1)
『1日10分言語力ドリル書く』15
具体例と理由が示せる。
8週 中間試験
4thQ
9週 小テスト
表記、漢字・かな
文字表記のルールを理解し、適切に使用できる。
10週 小テスト
重複表現を避ける
重複表現を避けられようにする。
11週 小テスト
句読点、カッコの使用
句読点やカッコ類を適切に使用できる。
12週 小テスト
接続表現
接続表現を使って、文をつないでいける。
13週 小テスト
文のねじれ、文体
ねじれのない文を、適切な文体で書ける。
14週 小テスト
案内文を書こう
『1日10分言語力ドリル書く』グループワーク
15週 小テスト
読みやすい紙面を作る
グループワークの成果を1枚の紙面にまとめる。
16週 学期末試験

評価割合

試験課題合計
総合評価割合5050100
基礎的能力303060
応用力201030
分野横断的能力01010