到達目標
1.電気電子工学に関する基礎知識を習得する。
2.簡単な電気回路、電子回路の動作を理解する。
3.機械工学における電気電子工学の応用について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
電気電子工学に関する基礎知識 | 基礎知識が十分得られている | 基礎知識の要点は得られえている | 基礎知識が得られえている |
電気回路、電子回路の動作 | 動作を十分に理解している | 基本的な動作について理解している | 基本的な動作を理解していない |
機械工学への応用 | 応用について十分に理解している | 応用について概要は理解している | 応用について概要も理解していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気電子工学の分野のみならず、機械工学においても電気電子工学に関する知識は必要である。本科目では、電気電子工学における基礎理論(電気回路や電気磁気学)を出発点として、半導体を含む電子回路の基本,誘導電動機等電気機器の動作原理,電気計測器の動作原理と使用法などについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
主に板書により授業を進める。また、適宜、演習問題を配布し、それまでの講義の内容の復習を行う。
注意点:
期末試験の成績で評価し60点以上を合格とする。60点未満の学生については、レポートで救済する。指定した教科書のページを事前に読んでおくこと
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オームの法則 |
オームの法則を説明できる
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2週 |
キルヒホッフの法則 |
キルヒホッフの法則を説明できる
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3週 |
電磁気学の基礎 |
電磁気学の基礎的事項を説明できる
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4週 |
正弦波交流回路 |
瞬時値,実効値と交流表記について説明できる
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5週 |
RLC回路 |
RLC回路の諸量を計算できる
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6週 |
交流電力 |
交流電力を計算できる
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7週 |
まとめ |
これまでの学習のまとめと復習
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8週 |
固体物理の基礎 |
固体物理の基礎的事項が説明できる
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2ndQ |
9週 |
半導体の特性 |
半導体の基礎物性について、説明できる
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10週 |
ダイオード |
ダイオードの動作原理を説明できる
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11週 |
トランジスタ |
トランジスタの構造と動作原理を説明できる
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12週 |
バイアスと増幅回路 |
トランジスタのバイアス回路と低周波増幅基本回路を計算できる
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13週 |
電源回路 |
整流回路の動作が説明でき諸量を導出できる
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14週 |
まとめ |
これまでの学習のまとめと復習
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 計測制御 | 計測の定義と種類を説明できる。 | 3 | 前13,前14 |
測定誤差の原因と種類、精度と不確かさを説明できる。 | 3 | 前13,前14 |
国際単位系の構成を理解し、SI単位およびSI接頭語を説明できる。 | 3 | 前13,前14 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題演習 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |