概要:
3年で学ぶ建築設計演習Ⅱでは、コンペ(設計競技)に応募し、住宅を設計する。そこでは、テーマ性をもった住まいの空間を構想し、その内容について、各種図面などを用いていかにわかりやすく、見応えのあるものにするかというプレゼンテーションの能力が要求される。ここでは、空間を構想し、プレゼンテーションの能力を育成する教科の1つとしてこの空間デザインが位置づけられる。ここでは、建築に求められる感性の感覚を低学年のうちに磨くため、表現方法として様々な手法や表現を学習し、演習を通じて空間及びプレゼンテーションのデザイン力を養うとともに、自ら構想した空間を、この授業で学んだ表現方法を駆使して表現することが授業の目標である。
成績の評価方法については、授業中において複数回に渡り提出を求めるレポートや課題を対象とし、「課題の理解」とその「出来栄え」、「取り組みの程度」を4段階に分けて評価し、それらの総合を最終成績とする。
授業の進め方・方法:
演習中心
注意点:
授業では複数回に渡り期限を定めた課題の提出を求める。必ず提出に間に合わせること。未提出、提出の遅れは大幅な減点対象とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 環境・設備 | 表色系について説明できる。 | 4 | |
色彩計画の概念を知っている。 | 4 | |
設計・製図 | 立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 3 | 後8,後9,後11,後12,後13,後14,後15 |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 3 | 後11,後12,後13,後14,後15 |