到達目標
1.空間にある点、線、平面の位置関係が理解できること
2.三角定規、コンパスを用いて基礎的な作図ができること
3.図形の投影図が理解できること
4.第三角法と等角投影法の変換ができること
5.3次元CADの基本的な使い方ができること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 空間にある点、線、平面の位置関係が理解でき,三角定規、コンパスを用いた応用的な作図ができる. | 空間にある点、線、平面の位置関係がおおよそ理解でき,三角定規、コンパスを用いた基礎的な作図ができる. | 空間にある点、線、平面の位置関係が理解できず,三角定規、コンパスを用いた応用的な作図ができない. |
評価項目2 | 図形の投影図が十分に理解でき,第三角法と等角投影法の変換ができる. | 図形の投影図がおおよそ理解でき,第三角法と等角投影法の変換がほとんどできる. | 図形の投影図が十分に理解できず,第三角法と等角投影法の変換ができない. |
評価項目3 | 3次元CADの応用的な使い方ができ,自発的に作図できる. | 3次元CADの基本的な使い方ができ,指定の作図ができる. | 3次元CADの基本的な使い方ができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
空間にある点,線,平面および立体などの間の関係を平面上の図形として表し,その位置関係や大きさを図形的に求める能力を身につける.また,後に学ぶ製図で必要な第三角図法などの投影法について,図の見方を習得する.
授業の進め方・方法:
予備知識:数学,幾何学(図形問題)の基礎
講義室:教室,ICT
授業形式:講義・演習
学生が用意するもの:製図道具一式,USBフラッシュメモリなどの保存媒体
注意点:
評価方法:演習課題 50%,期末試験 50% として評価し,60点以上を合格とする.
自己学習の指針:教科書をよく読み,内容をよく理解する.また,関連分野について積極的に調べ,知識を蓄積する.補助教材の練習を参考に,教科書の演習,章末問題を自分で解いてみる.
オフィスアワー:金 16:00-17:00
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
図学・製図の概要 |
図学・製図がものづくりの基本であることを理解できる.
|
2週 |
製図道具の使用方法、線の練習 |
製図道具・パソコンなどの基本的な使い方を理解できる.
|
3週 |
投影図、線、記号、文字 |
投影の考え方を理解し,かんたんな正投影図がかける.
|
4週 |
直線、角の等分割 |
定規とコンパスによる基本的な作図ができる.
|
5週 |
正n角形の作図 |
コンパスを用いて近似的に多角形の作図ができる.
|
6週 |
立体の基礎 |
投影の種類、正投影、第三角法の考え方を説明できる.
|
7週 |
立体の投影図(投影図) |
第三角法による投影図と等角投影図を相互に変換できる.
|
8週 |
立体の投影図(3次元CAD) |
3次元CADの簡単な操作法を理解できる.
|
2ndQ |
9週 |
総合演習 |
演習により図学の基礎に関して理解する.
|
10週 |
点と直線の投影 |
第三角法による直線や点の投影図を作図できる.
|
11週 |
線分の実長、傾角 |
斜めに置かれた直線の投影図を理解できる.
|
12週 |
二直線の関係(交わり、平行) |
2本の直線の空間的位置関係を理解できる.
|
13週 |
平面の投影 |
平面の表現の仕方を理解できる.
|
14週 |
平面と直線の交わり、距離 |
平面と直線の交点を求めることができる.
|
15週 |
二平面の関係 |
2つの平面の交点や交線および陰線が理解できる.
|
16週 |
|
|
評価割合
| 試験 | 演習課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |